あしを半跏趺坐に組み、瞑想する。ベルの余韻とともに、呼吸する感覚に注意を向ける。心がいかに漂いやすいか、思考もどんなに鮮明でもすぐに消えてしまうかに気づく。鼻孔を流れる微妙な空気の流れとともに「いま」に注意を向ける。心地よい静寂とともにマインドフルな時を過ごす。
昨日は家族でお寺に行き、坐禅体験をさせてもらった。坐蒲(ざふ)に座り、半跏趺坐(はんかふざ)で足を組む。法界定印(ほっかいじょういん)を手で作る。姿勢を整え、目は半分開く程度で1m先を見据える。そしてそのまま座り続ける。30分程度の坐禅だったが、とらわれない心を体感できた。