人気の記事一覧

ダン・マクドーマン 『ポケミス読者よ信ずるなかれ』 : 日本よりも かなり遅れている。

ジョン・ヒューストン監督 『マルタの鷹』 : 「非情」とは、こういうことさ。

◆読書日記.《日影丈吉『孤独の罠』》

11か月前

アルフレッド・ヒッチコック監督 『バルカン超特急』 『海外特派員』 『逃走迷路』 : 戦前戦中のミステリー作品

スタニスワフ・レム 『捜査』 : この世界の捉え方

10か月前

天祢涼 『少女が最後に見た蛍』 : 「本格ミステリ性と人間描写」の トレードオフ

パトリシア・ハイスミス 『女嫌いのための小品集』 : コワモテのヒーロー

夕木春央 『十戒』 : 堕地獄のサタニズム

くわがきあゆ 『レモンと殺人鬼』 : 知能指数低目の 本格バカミス

夕木春央 『方舟』 : 神の裁きのごとき 絶対性

相沢沙呼 『medium[メディウム] 霊媒探偵 城塚翡翠』 : すみません、相沢沙呼先生。完全になめてました。

芦辺拓 『紅楼夢の殺人』 : 捨て去られた 〈リアル〉の価値

高村薫論:見えない情炎

笠井潔 『例外状態の道化師 ポスト9.11文化論』 : 追放されし偽王・ 笠井潔への〈諌告〉

法月綸太郎 『ノックス・マシン』 : 法月綸太郎は、なぜ嫌われる?

京極夏彦 『今昔百鬼拾遺 河童』 : 本格ミステリにおける〈人間という化け物〉

陳浩基 『13・67』 : 「香港の歴史」をつらぬく痛み

谷川流 『涼宮ハルヒの直観』 : 〈終らない日常〉という深き欲望

麻耶雄嵩 『メルカトル悪人狩り』 : 〈転倒したロジック〉の合理性

西尾潤 『マルチの子』 : 弱き人のための〈叙述トリック〉

山沢晴雄 (著), 戸田和光 (編) 『山沢晴雄セレクション 死の黙劇』 : パズル小説にこだわり続けた〈紳士〉

竹本健治 『闇に用いる力学』 三部作 : つじつまの合わない〈世界の中心〉へ

今村昌弘 『屍人荘の殺人』 : 最後は〈泣き落とし〉 という弱点

日下三蔵編 『天城一の密室犯罪学教程』 : 栄光なきマニアたち・手塚隆幸と福井良昌

京極夏彦 『今昔百鬼拾遺 月』 : あなた自身の 〈憑き物〉は?

浦賀和宏 『殺人都市川崎』 : 裂け目の向こうの 〈浦賀和宏的世界〉

澤村伊智 『予言の島』 : 「新本格ミステリ」の遺児

京極夏彦 『今昔百鬼拾遺 天狗』 : 祈りとしての〈呪〉

深緑野分 『戦場のコックたち』 : 〈矛盾し 非統一な人間世界〉の反映として

古橋信孝 『ミステリーで読む戦後史』 : 研究者と評論家の違い

倉知淳 『作家の人たち』 : 「中途半端」の人

リンク集「ミステリー小説+α」関連レビュー

竹本健治 『話を戻そう』 : 「奇書」と呼んで、済ませる勿れ

『松本清張推理評論集 1957-1988』 : 清張・ ミステリ・ 巽昌章、 そして私

笠井潔・ 絓秀実 『対論 1968』 : 笠井潔における 「道具としての他者」

小川哲 『君のクイズ』 : 理想と現実の狭間で

◆読書日記.《連城三紀彦『戻り川心中』》

竹本健治選『変格ミステリ傑作選』をめぐって:可能性としての〈変態性欲〉

〈変格ミステリ〉は、ジャンルとして成立可能か? : 竹本健治編 『変格ミステリ傑作選 【戦前篇】』

京極夏彦 『今昔百鬼拾遺 鬼』 : 虚ろな主体に 〈鬼〉が憑く

竹本健治 『これはミステリではない』 : 〈見えすぎる眼〉の欲望

竹本健治の〈天才貧乏〉 : 『狐火の辻』

伊吹亜門 『刀と傘』 : 〈お約束〉という 思考停止

竹本健治 『涙香迷宮』 : 言葉の螺鈿細工による 奇跡の匣