歴史的には、ユダヤ教のつぎにできたのが、ヒンドゥ教であり、政治支配制度として、身分制度のカースト制度(僧侶、王族、商人、奴隷、しかし、その下に、身分外の、卑民としての「不可触民」)を定め、いまのインドでも根強く生きており、インド仏教信者の大部分は、不可触民(同誌220ページ)。
私の「世界千寺巡礼」の経験からすれば、東南アジア諸国には、ヒンドゥ教の寺院が多くあり、最も有名なのは、カンボジアのアンコールワット(ワットは寺院の意)であり、ネパール(南部の都市部)やシンガポールやタイでも見かけ、インドから離れるにつれ、影響も寺院の数も少なく、日本にはない ?