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記事一覧
"ガラスの天井"がしっくりこないので、女性の社会進出を阻む例えを考えてみた
日本では、今まで少数党だった国民民主党の掲げる「103万円の壁」問題がメディアでも取り上げられ、まともな政策議論ができてることに、やっと政治も機能しだしたなぁと感じる昨今、
アメリカでは、スーパー保守主義のトランプさんが大統領に返り咲きしました。
日本と同等に、いやそれ以上かもしれない差別があるといわれるアメリカで、有色人種の女性というのは、かなりのハードルだなぁと、知識のない私でも思っていまし
『きのう何食べた?』に見る「この時代の型」にはまれない人たちの人生観
西島秀俊さんと内野聖陽さんがダブル出演されている『きのう何食べた?』
よしながふみさん原作の、いわゆるゲイカップルの日常を美味しい料理とともに送るドラマです。
今回シーズン2ということで、シーズン1をネトフリで鬼リピしていた私は毎週楽しく視聴してました。
最近は、いわゆる『BL(ボーイズラブ)』と呼ばれる、男性同性愛者の恋愛ドラマが多くありますが、これはそれの先駆けであり、また、それらと違っ
自分の意志だけで性別変更可能?ドイツに学ぶ性別のあり方
先日、今後多様性の話をする上できっと歴史の一つとしてのこるであろう裁判所の判断がされました。
戸籍上の性別変更において性別適合手術を受けることが必須というのは憲法違反だと裁判所が認めたのです。
これは、歴史を動かす判例になります。
裁判の結果は、基本的に過去の判例に基づいて行われます。
くだけて言うと「実例がないからダメ」のパターンです。
今回この違憲の判例が出たことで、今後の裁判でも同様の違
ある記事をきっかけに思い出した幼少期の思い出
「せんせぇー!山田くんの足とれたぁー」
スイミングスクール主催のキャンプでの出来事、山道を歩いていると、後ろから聞こえてきた。
一番後ろを歩いていた先生が急いで山田くん(仮名)の元へ行き、足首から下がぷらんとなっている“足”を装着し直した。
私の小学生時代の思い出の1つです。
山田くんとは習い事の曜日が違っていたので直接関わったことはないのですが、毎年のキャンプに彼も私も参加しており、周りの
トランスジェンダーの性別変更、手術規定は必要?不要?
トランスジェンダーの方々が戸籍上の性別を変更する際、性適合手術が必要とするのは憲法違反かそうでないかという家事審判で、9月27日に大きな動きがあるようです。
この弁論で双方の意見を直接聞いたうえで、年内には、上記が違憲か合憲かの判断を下すのだそう。
■『性同一性障害特例法』とは
『性同一性障害特例法』とは、正しくを『性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律』と言い、性同一性障害者、いわ
同性愛は宗教的にNG?宗教と同性愛についてまとめてみた
兵庫県尼崎市の尼崎戎神社で、ゲイカップルの神前結婚式を受け入れたということで、ニュースになっていました。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202305/0016408090.shtml
神道といえば、八百万(やおよろず)の神様がいるといわれる、多神信仰の宗教です。
しかし、宗教法人「神社本庁」を母体として結成されている国民運動団体「神道政治連盟」が、
差別は消すのではなく越えるもの!過剰な多様性議論に一石を投じるトランス男性議員の一般質問
最近は、『芸能界の闇』といったニュースが目立ち、一時期に比べると、多様性関連のニュースが少なくなりました。(ブームにしたくないけど…)
その中で目立ったニュースといえば、アディダスの女性用水着広告ではないでしょうか?
広告が出た当初は「女性排除」といった否定的な声が多かったですが、『ABEMA Prime』でこのニュースを取り上げ、パックンことパトリック・ハーラン氏が
「このモデルが女性ではない
『ミッドナイトスワン』ネタバレ考察&多様性感想 草彅氏には主演女優賞を贈りたい
2020年に上映前から話題になっており、その年の日本アカデミー賞では最優秀主演男優賞、最優秀作品賞を受賞した『ミッドナイトスワン』。
5月からNetflixでとうとう観れるようになりました。
公開当時は気にはなっていたものの、コロナ禍というのもあってなかなかいくきっかけがありませんでした。
今回の視聴までにいろんなところでレビューは見ていたので、内容はあらかじめわかっていたのですが、想像以上に素
小学一年生の心温まるエッセイに学ぶ、多様性を受け入れるということ
先日、北九州市主催の「第14回子どもノンフィクション文学賞」で、小学一年生のエッセイが大賞に選ばれ、話題となりました。
数あるネットニュースではASD(自閉症スペクトラム症)のお母様がことが書かれていることについて、多様性やSDGsと結び付けて報道するものが多くありました。しかし、実際に作品を読むと、私たち大人がつい見逃してしまう、大事なことが書かれており、心の奥をえぐられるような恥ずかしさと、