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ねじまげた解釈をもとにした主張はただの差別。決して許されない
23日、とある市民団体がデモ活動を行いました。
27日に弁論がされる、トランスジェンダーの方々が戸籍上の性別を変更する際、性適合手術が必要とするのは憲法違反かそうでないかという家事審判について、合憲判決をもとめるでもだそうです。
この家事裁判については、私も先日このnoteで記事にしました。
この記事の中で、性別適合手術がどれだけのリスクがあるのかという説明と、手術なしでも性別変更が許される場合のリスクについて私なりの意見を述べています。
上記の記事の通り、私は慎重派です。
手術なしで性別変更ができるとなると、戸籍上の性別と体の性別が存在することになり、例えば、大衆浴場は体の性別で決めるとなった場合、いったん裸になって確認するんですか?と思ってしまいます。
私自身、体が大きなほうで、20代のころはよく男性に間違われていました。
今までは身分証を提示で安心されていたことが、それだけでは安心されなくなることは脅威です。
しかし、その理由だけで今回の合憲性について「合憲でしょ」と主張するべきではないと思っています。
心と体の性が一致しないというのは、WHOの医療機関でも「性別不合」として認められています。
医学的には認められているものの、それが日本の文化や歴史背景が邪魔をして議論が進まなくなっており、両方の意見を尊重し、双方納得する方で進められるよう議論が必要だという意味で『慎重派』と言っています。
(大衆浴場に裸で入るのは、アジア独特の文化です)
今回のデモでは、
「男は女ではない」
「人間の性別は遺伝子が決める」
といった間違った考えが主張の中に入れらています。
大事なことなので何度も言いますが、WHOが「性別不合」として、心と体の性が一致しない人が病気でも障害でもなく、ただ事実として存在することを認めています。
世界を代表する医療機関が認めているのです。
それを、「ヒトは性転換できません」などという何の根拠もないことを言うのは、デモ以前にただ差別発言を主張しているだけにすぎません。
公の場で意見を主張するのなら、正しい根拠をもとに言ってほしい。
そして、ねじまげた主張をする人たちに勝手に『女性』代表かのような主張はやめていただきたいです。
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