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(じぶん用)何度も読み返したい記事

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新ジャンル?|秋の夏日のアイスコーヒー

新ジャンル?|秋の夏日のアイスコーヒー

一時期は冬のような気温になっていたドイツのこちらも、昨日はなんと夏日になった。それもこの時期にしては異例である。

さて、シリーズ化してきたこちらの産直カフェ。

もうアイスコーヒーの季節は終わってしまったかと思いつつ、快晴の秋の夏日に望みをかけて行ってみた。
店の入り口の看板にはまだアイス系のメニューが残っている。やった!

さて、懸案の「Iced Cappuccino(アイスカプチーノ)」と「

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タイマグラで、人間の輪郭をとりもどした

タイマグラで、人間の輪郭をとりもどした

盛岡旅行の2日目、友人が予約してくれた宮古市の山小屋へむかう。早池峰山の麓のタイマグラという集落にあるその山小屋での滞在は、「人間にとって大切なのは料理と掃除だなあ(®︎三浦じゅん)」と思わされ、心の澱を洗い流してくれた。

縁側で本を読み、構ってくれとやってくる猫の喉を撫でてやった。
目の前の沢にでて、大きな蛙をみた。木々のあいまから差し込んだ光の美しさにしばらく目を細めた。
夕方には薪で沸かし

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夏の盛岡へ

夏の盛岡へ

私は盛岡という街がとても好きだ。縁もゆかりもないのにもう5度目の訪問。

2回めに来たときに泊まったゲストハウスのご主人から「盛岡に来るなら夏もぜひ。さんさがあるからね」とすすめられてから数年、春と秋の顔しか知らなかった私は夏の盛岡へようやく来れた。

盛岡の大学に通っていた友人との2人旅、友人がおすすめの店をたくさん教えてくれて、また盛岡が好きになった。

久しぶりに盛岡に来たけれど、やっぱり呼

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5年前のきょう8月15日の夕暮れ。

フィンランド・トゥルク沖の群島のひとつにて。
ログハウスが10棟ほどあるだけの小さな小さな島でした。

外へ向けて花を飾るドイツの文化

外へ向けて花を飾るドイツの文化

ドイツの街を眺めていると、日本とひと味違ったお花の鉢植えが見られる。

それが、これ ↓

花が外側へ向けて飾られている。

建物自体がちょっと山小屋風のレストランだから、特別な仕様になっているのでは?と思われるかもしれない。

でも、必ずしも特別な建物だけではない。普通の家でもこんな感じ ↓

ベランダだけではなく、家の門からして花で溢れている。そしてこれらの花は、家に住む人が自分に向けて飾って

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本場!ヴィーナーシュニッツェル

本場!ヴィーナーシュニッツェル

旅先のポーランドから息子が合流。

出発前から「これはとりあえず食べたいっしょ」と言っていたヴィーナーシュニッツェルの有名店「Figlmüller(フィグルミュラー)」へ。
ウィーンといえば、のひと品だ。(ウィーンの人はあまり食べないのかもしれないけど)

普段、旅先ではほとんど有名どころは行かず、街角で地元の人に混じって食べることが多いのだが、ここには思いがけないご縁があった。

じつはウィーン

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京都おさんぽ手帖

京都おさんぽ手帖

今回は、京都の好きなもん詰め合わせnote。
大学時代に住んでいた京都、今は半年に一度くらいの感覚で「京都成分」を摂取するためにお気に入りを巡る旅をするようになりました。
観光やおさんぽの参考になれば嬉しいです◎

一応のところ風景、寺社仏閣、カフェ、ご飯、お酒のような順番で並んでいます。

京都タワー

鴨川

大文字山

下鴨神社

南禅寺

琵琶湖疏水

六角堂

苔寺(西芳寺)

狸谷山不

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ふらっと歩く日曜の朝

ふらっと歩く日曜の朝

昨日の朝、教会に寄りながら少し散歩した。
普段は行かない方向、線路沿いをぐるりと小一時間。

線路沿いの手つかずの空き地は野草の楽園だ。

大きな街路樹の下にはこちらも大好きなシラタマソウが。

パンデミックで行動制限のあったころに一度だけテイクアウトしたことのあるレストラン。
当時はかぼちゃプリンのような色だった壁が、すっきりしたブルーに塗り替えられていた。

頭上には青空が広がるものの、この季

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庭で一番遅く咲くバラ。
「真紅」というより少し明るめな、ありそうであまりない色味です。

何度切り戻しても、すっと一本伸びてきて、毎年ひとつだけ花を咲かせます。

ここに引っ越したときにはもうあったバラ、どなたが植えたものか分からないけれど、ほそぼそながら元気にしていますよ。

ロンドン生活590日目|可愛い街並みを楽しんでミュージカルを観た日

ロンドン生活590日目|可愛い街並みを楽しんでミュージカルを観た日

Moikka! Olen mitsuki.🍄

今日は私のお馴染みの場所に両親を連れて行ったり、ロンドンの可愛いスポットを発見したり、ミュージカルを見たり沢山楽しんだよ!

今日も沢山たのしめました◯

それでは
Kiitos Paljon!
mitsuki.🇬🇧

まだまだ甘えたい年頃

まだまだ甘えたい年頃

どんどん成長しているレッテンバッハのコウノトリ(シュバシコウ)。
まだくちばしは幼鳥らしく黒いものの、もうヒナというよりは若鳥の風格だ。

やはり複数羽で育つときよりエサも充実するのか、例年より大きくしっかりしているように見える。飛び立つには重すぎはしないかと不安になるが、毎年、みんな入念に巣の上で練習してからのデビューなので、この子(笑)もだいじょうぶだろう。

このとき世話をしていたのはお父さ

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ひそやかなバラの名前

ひそやかなバラの名前

30年ほど前のこと、関東近県で新しく誕生したバラに名前が公募され、参加したことがあった。

企画に関わる親しい友人に誘われての参加だった。主催はバラ園だったのか、愛好家の方だったのかよく覚えていないが、それほど大々的に行われたものではない様子だった。

そのバラは、こちらの昨日のつぶやきのものに少し似た雰囲気があった。(ヘッダーはつぶやきと同じ写真です)

色はこれよりも淡く、ほぼ白といってもいい

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若葉のプリーツ

若葉のプリーツ

よいお天気で気温20℃前後という日が続いたせいか、草木が俄然元気だ。

昨日の土曜日は近所中で芝(うちは芝ではなくその他諸々勢。いわゆる雑草)を刈る音が聞こえていた。
あちらこちらに漂うソーセージを焼く匂いが、初夏の幕開けを告げているようだ。

さて、先週の森の散歩で、間伐作業の進められている一角を通った。

「材木」となってしまった幹から出ていた細い細い枝。折れかかっていたのを夫が持ち帰った。

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ひとひらに宿るもの

ひとひらに宿るもの

このときのチューリップももう終わり。

残った3本は毎日水切りをしてだいぶ短くなった。

畑から切ってきたときのすっと背伸びをするような瑞々しさにもだが、時を経た姿にしかない美しさにも惹かれる。

透きとおるような光沢はとろりとした上質なシルクのよう。

感謝と賞賛を。
ひとひらに宿る神秘を感じながら…