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ビールのひとくちめ🍺と枕に頭がつく瞬間が好きです。 夏生まれですが暑いのは苦手。 機嫌よく過ごしたい50代。 今はドイツ🇩🇪で ほそぼそと#毎日note

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    ドイツでの暮らしのひとコマをつぶやいています。

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    旅のいろいろ。ほぼヨーロッパ&日本。

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クリスマスへの準備に賑わう街

所用で久しぶりに街へ出た。 雨が続いたあとの晴れ間だからだろうか、いつになく午前中から人出が多い。 待降節(アドヴェント)に入るのを前に、旧市街の広場には大きなモミの木がやってきたところだ。これから飾りつけがされるといよいよクリスマスが近づく。 そして来週にはクリスマスマーケットも開幕する。 ソーセージやグリューヴァインの屋台も着々と組み立てが進んでいる。 しばらくその様子を見ていたが、じつに手慣れた様子でシステマティックに事が進む。 気がつけば一緒に見ているのはなぜか

    • マイコプラズマ肺炎で入院したときのこと

      日本のニュースでマイコプラズマ肺炎の感染者数が増え続けていると知った。 8年ぶりの大流行で、インフルエンザの感染が広がる季節を前にさらなる警戒が必要とのこと。 新型コロナの感染状況もまだまだ予断を許さず、気を抜けない冬になりそうだ。 そのマイコプラズマ肺炎にかかったことがある。大学を卒業した年、四半世紀も前…と書いてよく考えたらもうすぐ35年になるのだった。こわ。 * まだ敬老の日が9月15日とされていた時代、その年は日曜日にあたり、振替休日と併せて3連休となっていた。

      • 庭に見つけたカンパニュラ。 枯れ葉の間からのぞく、透き通るような薄い青むらさきに目がとまりました。 ききょうの仲間ですが、これは花の大きさ1cmほど。 明日の夜には雪の予報が出ています。 来年までおやすみなさい、ですね。

        • 秋のパリの思い出|滞在時間90分

          もう20年近く前になる。秋のパリを90分だけ訪れたことがあった。 旅の途中で立ち寄った、というものではない。ドイツから日帰りで行ったのだ。 なぜにそのような酔狂なことを、と思われるかもしれないが、それにはやむにやまれぬ事情があった。きょうはそのお話を。 * 私たちがドイツに引っ越した翌年、両親が初めてやってくることになった。 まだ小さかった子どもたち、新しい土地でどうしているのかという心配もあったと思うが、海外はおろか国内旅行すらしたことのない両親にとっては一世一代のイ

        • クリスマスへの準備に賑わう街

        • マイコプラズマ肺炎で入院したときのこと

        • 庭に見つけたカンパニュラ。 枯れ葉の間からのぞく、透き通るような薄い青むらさきに目がとまりました。 ききょうの仲間ですが、これは花の大きさ1cmほど。 明日の夜には雪の予報が出ています。 来年までおやすみなさい、ですね。

        • 秋のパリの思い出|滞在時間90分

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          秋じまいと初雪予報

          「秋じまい」や「秋収め」という言葉がある。 主に米どころでその年の収穫を終えること、また春の初めから続いた仕事への労いと収穫への感謝を込めてそれを祝うこと、といった意味があるらしい。 それとは事情が違うが、ドイツでの毎年の落ち葉掃きにも似た趣きを感じている。 夏のあいだ、大きな陰を作って暑さから守ってくれた葉。面倒くさくはないといえば嘘になるが、それなりに労りと感謝を持って掃除しているつもりだ。 そんなわが家の「秋じまい」を終えるころ、待降節(アドヴェント)がやってくる。

          秋じまいと初雪予報

          10年前って何してたっけ、と、写真のファイルを開くことがあります。 2014年には初めて作った紅生姜が思いのほかそれらしくできて「ドヤ」な写真が。笑 このときは牛丼も作ったのでした。なんと一昨日も牛丼! ドイツでの牛丼はおそらく10年ぶり……

          10年前って何してたっけ、と、写真のファイルを開くことがあります。 2014年には初めて作った紅生姜が思いのほかそれらしくできて「ドヤ」な写真が。笑 このときは牛丼も作ったのでした。なんと一昨日も牛丼! ドイツでの牛丼はおそらく10年ぶり……

          ブルガリア食材店でヨーグルトを

          しばらく前に近くにできた小さなブルガリア食材店。 ウィンドウから見える商品のパッケージにはキリル文字しか見えない。ドイツ向けに作られたものではなく現地からの輸入品と思われる。 通るたびに気になりながらも、お客さんが入っている様子がなく、入るのがためらわれた。 先日、ちょうど息子と一緒だったときにいい機会だからと入ってみた。 狭い間口の店には保存食や冷凍食品、日用品まで並ぶ。瓶詰めなど中身が見えるものはだいたいそれが何であるかわかるものの、大方のものはよくわからない。 おそら

          ブルガリア食材店でヨーグルトを

          2gに泣く|京都からの小包

          少し前に欧州における郵便事情について、濃淡あれどかなりカラフルでワイルドであることを書いた。 きょうは日本からの郵便の話を。 4年前、京都にいた息子が小包を送ってくれたことがあった。当時はまだパンデミックの影響で運航便の数が抑えられていたこともあり時間がかかったが、無事に到着。 心待ちにしていた箱だ。ラベルの息子の文字に少しうるっとする。ところが…… 「!!」 わずかな感傷も吹き飛ぶ、ある数字。 郵便局の係りの人のものと思われるきれいな手書きの文字で「2002」とあっ

          2gに泣く|京都からの小包

          広告にはなかった品も

          昨日の記事で広告を紹介したスーパーに行ってみた。 こちらのセーター、赤系も青系もワゴンに積んであった。けっこう売れていてサイズ切れになっているものも。(買う予定はなかったですけれども) じつは上の写真でもうひとつ気になったものがある。 男性が手に持つプレゼントであろう箱。 これもスーパーのロゴ入りの包装紙になっている。 ここでは日本のように店によるラッピングサービスは一般的でない。そもそも包装文化というものはそれほど重視されていないように思う。 デパートやドラッグストア

          広告にはなかった品も

          今週の広告より|ドイツのスーパー

          ポストに広告が入った。 毎週発行の薄い冊子になっているドイツの大手ディスカウントスーパーのものだ。 店には9月のうちからクリスマスのお菓子が並べられおり、すでに食傷気味(買ってもいないのに)の感もある。 そんな中、今週の特集はクリスマスシーズンの食卓へのおすすめだった。 早いな、とは思うが、もう一日中一桁の気温。今週末は「降れば雪」というところまで下がりそうで、この画柄もそれほど場違いには感じられない。 読み進めるとこんなページが。 Faschingというのはカーニ

          今週の広告より|ドイツのスーパー

          家の近くの車道に迷子のハリネズミ。 赤ちゃんではないもののまだ小さいさん。 ちりとりを持って救出に向かいました。 写真の上の芝生から道路に落ちたらしく... このときの気温は3℃。お家に戻れていますように。

          家の近くの車道に迷子のハリネズミ。 赤ちゃんではないもののまだ小さいさん。 ちりとりを持って救出に向かいました。 写真の上の芝生から道路に落ちたらしく... このときの気温は3℃。お家に戻れていますように。

          じゃがいも「Lilly」でニョッキを

          昨日のリボッリータに続き、産直の店で買った食材でもう一品。 黒キャベツともう一つ購入したのがこちらのじゃがいも「Lilly」。 mehlig=粉っぽいタイプで、黄色がかった品種とのこと。日本のキタアカリに似ているかもしれない。 これでニョッキを作ろう。粉っぽいじゃがいもが向いているといわれる。 まずはこれを皮ごと茹でる。 ほとほととたっぷりの湯の中でじゃがいもがゆらりと揺れる様子は見ていて心楽しい。 やわらかく茹で上がったら、熱いうちに皮をむいてつぶす。(実際はあまり粉

          じゃがいも「Lilly」でニョッキを

          黒キャベツで冬の「食べるスープ」を

          産直カフェばかり話題にしているが、向かいには元々の産直の店がある。 カフェで玉ねぎケーキをいただいたあとに寄ってみた。 定番の野菜の並ぶなか、珍しいこちらを発見。 よくイタリアで食される「Cavolo nero (黒キャベツ)」だ。 結球しないタイプのキャベツで、固く生食には向いていない。 これでトスカーナ地方の名物「Ribollita(リボッリータ)」風のスープを作ってみた。 Ri=再度、bollita=煮たという意味で、煮返すたびにおいしくなるタイプの具だくさんスー

          黒キャベツで冬の「食べるスープ」を

          秋の終わりの「玉ねぎケーキ」|また産直カフェ

          日曜日に行った産直カフェ。 そのときに見たこちらの看板が気になって、木曜日に再訪した。 「Zwiebelkuchen(ツヴィーベルクーヘン)」は玉ねぎケーキ。玉ねぎのおいしさを味わうキッシュのようなものといえばいいだろうか。 「Neuer Wein(ノイヤーヴァイン)」は直訳すると新ワイン。夏の終わりに収穫したぶどうで作られる発酵途中のワインのことだ。まだ甘みが強くほぼジュース。アルコール度は1%ほどだろうか。玉ねぎケーキとセットで楽しむのがドイツの秋の定番となっている。

          秋の終わりの「玉ねぎケーキ」|また産直カフェ

          立冬。 冬のお菓子に続き、クリスマス用品もだいぶ出揃ってきたドイツです。 こちらはクリスマスツリー用のろうそく。 生のモミの木を使うことが一般的な中、伝統を重んじるご家庭では本物のろうそくを灯すようです。 ちょっと憧れますが、わが家はプラスチック製の木に電飾.....

          立冬。 冬のお菓子に続き、クリスマス用品もだいぶ出揃ってきたドイツです。 こちらはクリスマスツリー用のろうそく。 生のモミの木を使うことが一般的な中、伝統を重んじるご家庭では本物のろうそくを灯すようです。 ちょっと憧れますが、わが家はプラスチック製の木に電飾.....

          路線バス3番のミステリー

          ドイツ鉄道、近郊交通ともに、遅延や運休はもちろん「翌朝まで運休」「座席を予約したがその車両がない」など、あっと驚くあれこれが仕込まれていて、なかなか先が読めないアドベンチャーになることが多いのはこれまでもいろいろ書いてきた。 さあ、今回はバス編だ。 週末に所用で旧市街まで行った夫。帰りの道中で起こったできごとがこちら。 * 旧市街の大きな教会前のバス停から自宅の最寄りのバス停までは乗り換えなしで約20分。 バスはほぼ時刻通りに来た。この路線を仮に「3番」とする。 とこ

          路線バス3番のミステリー