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【思考の切れ端】針がふにゃり
自分はずっと何となく孤独で、伝わらない伝わらないといつ迄もずっと嘆いていて、それが嫌だから自分は作品作りをしてきた、って面もあって。
「言語じゃ伝えきれない自分の全てを伝え切る」為に、小説でもイラストでも書いてきた。魔法に手を伸ばしたりもした。
けれど、結局、そこには断絶があった。
自分が思いを込めて表現した物は、現実になるとただの事実になるし、ただの事実は受け取り手の認識バイアスを通して認
【思考の切れ端】魔法と思考
何も知らないけれど、喋らないといけない時。喋らなくても良い時。余計な事をしてしまう時。まぁ、ある。許されない事もある。簡単に許される事もある。
ただ、単調に眺めて、軽く、忘れて、締め上げられて、締め上げているのかも知れなくて、忘れる。
理解されないのでも努力が足りないのでもなく、本質的に相互理解が不可能なのだという事。嘘をつく。何もしていない。けれどそれすら魔法になる。それを当てにするの
【思考の切れ端】散文:命と妖精の話をしよう。
魔法(生き甲斐、楽しさ、感情)の為に生き、
生きる為に死ぬ(心を無にして作業する、単調に繰り返す)。
確かに死というものにはそれなりの興味がある。
震災、創発、人工知能、哲学、宗教、臨死体験に死後の世界というスピリチュアル。
生を吟味し死を吟味する。生命という神秘的な視点のみならず、創発によってただ組み上げられただけの無機質な構造物という観点からも命を捉え…ようとはして来た。
しかし
もう、いいなって思った。
「心臓」にしても、その一個前のイバラの集合体だろうと、「情報量の圧」で、絵を見る人を殺そうとするのはもう十分だと思った。
次は見る人を活かしたい。自分も活かして見る人も活かす。
鉢植えに刺さって抜けない液体肥料みたいな作品を。
散る、散る、満ちる?
命とは何かを、私自身に問いただした。
それは手段だっただろうか。道具なのだろうか。
それとも目的なのだろうか。
目的を持って辿り着いた場所の先には更にその先があり、果ての無いことを知った。それでも先を求めて人は命や知識を繋いでいく。そうして紡がれた糸は論文だったり、伝統だったり。
では、私自身がたどり着くべき目的は有るのだろうか。それともその目的はあくまで私が設定するものなのだろうか。