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娘について ASDと診断されて~鬱や幻聴の闘病記

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自閉症スペクトラムの娘 将来を模索→鬱→入院→退院→ 頑張る娘の姿と私の気持ちを書いてます。現在進行形
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#入院

娘と私、それぞれの心境の変化

娘と私、それぞれの心境の変化

娘が退院して退院初日は、娘は退院の喜びから興奮ぎみに話をしていて良く喋るようになったな、という印象を持ったのだが、次の日からは、元の、入院前の状態の娘に戻った。

入院前の状態とは、幼稚園児のように駄々を捏ね、私から離れず、夕方になると何もかもが急に嫌になって泣き出す……こんな状態だ。

さらに、退院後は、一人になるのも拒否し、自分の側から誰もいなくなると
「私はどうすればいいの?(泣)行かないで

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リセット、そして再スタートへ

リセット、そして再スタートへ

今日、娘は退院した。
娘の心身の変化には目を見張るものがある。

例えば、

何もすることがない事がこんなに辛いとは思わなかった。

これは娘が退院二日前に交換ノートに書いた言葉。

入院する前の娘は、何も出来なくて、何もしたくなくて、何もかも行動することが嫌だったのに……
一日やることがたくさんあって、あっという間に一日が過ぎる生活を送りたい!と。

1ヶ月の入院生活で、こんなにも心境の変化があ

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娘との温度差を感じた昨晩の電話

娘との温度差を感じた昨晩の電話

昨晩、入院中の娘から電話があった。

「帰りたい……」

毎晩泣いてる娘の気持ちは、入院当初のままだ。

私も娘の入院当初は、二人して泣きながら電話で話をした。娘の事を思い、毎日泣き続けた。
そのうち、入院期間が一ヶ月でよいと言われ、当初三ヶ月と言われていたのが一ヶ月になったことで、
ゴールが見え、気持ちも前向きになった。

娘も一ヶ月と言われて少しは落ち着いてきたが、やはり、日が暮れると寂しくな

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言ってはいけないかも知れないけど、やっぱり君は強いよ・・

言ってはいけないかも知れないけど、やっぱり君は強いよ・・

娘が入院して二週間が経とうとしている。

まだ娘は時々泣いているらしい……

私は、医師に、入院期間を明白にしたら彼女も少し頑張れるかも知れないと伝えた。

『一ヶ月』

そう医師は仰ってくれた。娘にも伝えると、少しだけ気持ちが楽になったと返事が返ってきた。

幻聴がなくなったと娘が言ってから、お父さんに電話をして話してみる事や、OT活動といって、色んな人と触れあいながら様々な活動をするリハビリみ

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苦しみと本音

苦しみと本音

何故
私達がこんなに苦しい思いをしなければならないのか?
何故
娘はこんなに辛い思いをしなければならないのか?
何故
この娘がこんなに寂しい思いをしなければいけないのか?
何故
この世の中は、傷付けた人間よりも傷付けられた人間の方が苦しむのか?

傷付けた本人である旦那は今まで通りの日常を送り、入院している娘は毎日毎日、目がパンパンに腫れるほど寂しくて泣いている。

私は毎日毎日、冒頭のような気持

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娘には辛すぎる現実・・・

娘には辛すぎる現実・・・

入院してしまった・・・

家にいても
おばあちゃん家に逃げても
どこにいても落ち着く所がない……

入院は嫌だ!だけど、治るにはそれしかないから、嫌だけど、ホントに嫌だけど、入院しかないから……

そう迷いながらも決めた娘の言葉。

私も娘も必死で泣くのを我慢し、
看護師さんたちが娘を連れていく後ろ姿を見送った昨日………

見送った後泣いてしまった私に、隣にいた旦那は
「仕方ないやん……早く治れば

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