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#エッセイ集

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趣味や興味のあることと、自分との間に発生する大切なもの。それを言葉にしたエッセイ集。
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#自分

「自分と違う」から生きてられる

「自分と違う」から生きてられる

「社会」は独立してそこにある。
自分の思いや気持ちとは別に。

自分がどう感じるか、どんな気持ちになったのか。自分を大切にするとは、そのような自分に「だけ」生じた感情を大切にすること。
一方で「社会」、そしてその規範(こうあるべき)は自分の気持ちや感情とは別のところにある。社会はどうすれば円滑に回るのか、「円滑」の一員として自分はいないかのように規範は出来上がり、ルールとして社会の「みんな」に共有

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繊細さを抱えた人にしか出来ないことがある。

繊細さを抱えた人にしか出来ないことがある。

赤ちゃんの頃から周りの音に敏感だった、と母親が教えてくれた。ぐっすり寝ているはずが、少しの物音でビクッと目を覚ましていたって。

赤ちゃんの時のこと、さすがに覚えてないけど、「自分が繊細で敏感だ」ということはなんだかとてもよく分かります。

香りや匂いにも敏感で、初めて行く国や場所では、降り立った空港や駅の様子をまずは匂いで感知している気がします。

今でも洗濯物の香りを確かめたり、慣れない食材は

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痛みと苦しみ。誰かにとっての優しさ。

痛みと苦しみ。誰かにとっての優しさ。

「苦労は買ってでもしろ」って言葉、昔は説教くさいなーって思ってました。でも、歳を重ねて経験を重ねるにつれて、その言葉の重みのようなものを感じます。

今でこそジムは閉まってますが、1年半ほど前から筋トレをしていて普段は週4回はジムに通ってます。苦労は買ってでもしろ、っていう世界の良さを筋トレは見事に体現してくれていて、

・痛みや辛さは、ある意味でその先の成長を保証してくれていること
・自分をアッ

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「自分軸」って何のこと?

「自分軸」って何のこと?

「この世界で完全に1人きりになってしまったら、どうなるんだろう」

って、こんな寂しいシミュレーションを何故か子供の頃から定期的にしてしまう。

「きっと、狂ってしまうんだろうな」。

この世に自分1人しか存在しないって、そんな事実にもし気づいてしまったら、瞬時に頭がおかしくなってしまうんだろうな。

いつも答えは同じ。
そう、きっと狂ってしまうんだと思う。

人は、絶対に1人では生きていけない。

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「自分は何も分かってない」という情熱の世界がある。

「自分は何も分かってない」という情熱の世界がある。

社会人になって間もなく、日本酒好きの父親の影響もあり、ぼくは日本酒というお酒が好きになった。

日本酒が好きになった頃は、『真澄』『菊姫』『大七』など、とってもメジャーで、その頃住んでた近所のスーパーで簡単に手に入る「ザ・日本酒」と言える銘柄ばかり飲んでいた。

日本酒のことなんて、全然分かってなかった。

どんな酒屋さんに行けば素晴らしいお酒を求めることができて、どんなお店に行けば素晴らしい日本

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楽しさは、楽チンの反対側にある。

楽しさは、楽チンの反対側にある。

昨年初めあたりから真剣に筋トレをしてます。

筋肉は裏切ることなく、鍛えた分だけ付いてきてくれる。これはほんとに素晴らしい。

もちろん食事管理に始まり、十分な睡眠と休養(筋トレ頻度)、正しいフォームやメニューの検討等々、筋肉をしっかり成長させる前提は色々とあります。

それら全ての努力が、「筋肉の成長」というわかりやすい形で目に見えるのは単純に嬉しいし楽しい。

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筋トレ

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心をこめて丁寧に。

心をこめて丁寧に。

手を抜くと、なんだか疲れる。

仕事でも、ヒマな時は妙に疲労感が残るし、逆に忙しく動き回ってる時の方が身体が生きている感覚がある。

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何をするにしても、全身全霊をこめてなすべきだ。
納得のできるいい結果を生み出すためにではなく、自分自身をないがしろにしないためだ。 全力で行なわなかったり、ところどころ手を抜いたり、いいかげんに行なって放置したりするのは、結局

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