「自分と違う」から生きてられる
「社会」は独立してそこにある。
自分の思いや気持ちとは別に。
自分がどう感じるか、どんな気持ちになったのか。自分を大切にするとは、そのような自分に「だけ」生じた感情を大切にすること。
一方で「社会」、そしてその規範(こうあるべき)は自分の気持ちや感情とは別のところにある。社会はどうすれば円滑に回るのか、「円滑」の一員として自分はいないかのように規範は出来上がり、ルールとして社会の「みんな」に共有され運用されていく。「こうあるべきだ」という規範は、自分が感じた感覚との距離とは