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こだわりランチ漫遊記

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夜の飲食はお仕事絡みもあり、必ずしも自分が本当に食べたい物とは限らない。だからお昼は誰にも気兼ねせずに、好きな物を食べていたい。基本は新しいお店、新しいメニューに挑戦。職場の目黒…
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2024年8月の記事一覧

「町中華で飲ろうぜ」で紹介されていた神田「天福分」の担々麺はマグマで味変

「町中華で飲ろうぜ」で紹介されていた神田「天福分」の担々麺はマグマで味変

日本橋室町での野暮用帰りに、「町中華で飲ろうぜ」で紹介されていた「天福分(てんふうふぇん)」を訪問。三越前駅と神田駅の中間くらいだが、周りは「室町砂場」「玉ゐ」など名店がズラリ。奥まったところにある。

 開け辛いドアを開けると「現金で前金」と先制攻撃を受ける。続いて「麻婆豆腐と担々麺しかできないから」と第二波。本当は玉袋筋太郎が頼んでいた「牛すじ煮込み」ができるかどうか訊いてみたかったが、尋ねて

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かつて「週刊現代」で麻木久仁子さんお薦めの「薬膳Dining&Bar 銀座しんのう」キーマカレー

かつて「週刊現代」で麻木久仁子さんお薦めの「薬膳Dining&Bar 銀座しんのう」キーマカレー

かつて「週刊現代」の巻末に芸能人やスポーツ選手たちが、自分のお気に入りのお店を3週連続で紹介するコーナーがあった(今は物故した有名人が愛したお店紹介コーナーになっている)。コース料理の一品など高価で手が出ない料理もあったが、一方でランチで気楽に行けるお店もあった。

 そんな中で麻木久仁子さんが紹介していたのが「薬膳Dining&Bar 銀座しんのう」。歌舞伎座の裏なので「しんのう」は「薪能」なの

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食べる心を丸く包む護国寺「手打ちうどん讃岐」

食べる心を丸く包む護国寺「手打ちうどん讃岐」

護国寺駅から出て直ぐというより、本当に護国寺の真横にある「手打ちうどん讃岐屋」。老夫婦が切り盛りしている、うどん専門の小さなお店。正午前だったので滑り込めたが、しばらく経つと満席になって、お店を覗き込む客しきり。

 メニューは温と冷があり、温は薄口出汁、冷は濃口出汁。ここには日替わりのお薦めで「試得(しっぽく)うどん」というサービスがある。お値段50円引きで、さらにトッピングが無料。ただこの日の

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地元で急ぎ飯なら「ふじ家食堂」、日替わり惣菜から選んでお好み定食に

地元で急ぎ飯なら「ふじ家食堂」、日替わり惣菜から選んでお好み定食に

在宅勤務でオンライン会議続きなので地元飯。最も近場なのは家から5分「ふじ家食堂」。ここは近隣の職場からワサワサとランチにやって来る。意外とオフィスや工場が多い地域。だいたいが現場の方々が多いので、食欲は旺盛。お昼時にはお店とお客で和気藹々の活気溢れるシーンになる。

 ここはカウンターで好きな惣菜を選ぶ社員食堂方式。好きな惣菜が日替わりで選べるのがいい。自分はいつもいつも「ハムサラダ」なので、今日

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西浅草の常連客いっぱいの町中華「十八番」

西浅草の常連客いっぱいの町中華「十八番」

これこそ町中華の典型「十八番」。浅草といっても西浅草、つまりかっぱ橋道具街方面。電車で行くなら、つくばエクスプレス。自分が正午前に入った時点で満員となる人気店。カウンターが兄弟っぽい二人、ホールに女性。お店も店員も年季が入っている。

 オーダーはノーマルに「炒飯」@850。味は上々、ボリュームたっぷり。具材は焼豚以外にメンマ細切れが入っていたのがユニーク。隣のお客さんが食べていた「ニラシイタケソ

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夏にピッタリ「トマトせいろ」🍅

夏にピッタリ「トマトせいろ」🍅

「間食🍠が重かったのでランチは軽くしたい」との連れ合いの弁で、荒川区宮ノ前「朝日屋」を訪問。ここは何でも「朝日屋」の総本店だそうだ。それなりにシックな店構えと内装。蕎麦屋にしては、珍しく深夜1時まで営業しているお店。

 先ずは生ビール🍻をグビグビ。連れ合いは「盛りそば」。自分は目の前にPOPが貼ってあった「トマトせいろ」をオーダー🍅。ミネストローネみたいなつけダレが出てくる。やや酸味、やや

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巣鴨地蔵通り「菊谷」で一杯飲んで帰る夢実現

巣鴨地蔵通り「菊谷」で一杯飲んで帰る夢実現

お盆に予定していたガールフレンドとの宴会が台風🌀で延期になって、本日再開。場所は巣鴨地蔵通りの蕎麦屋「菊谷」。ランチでしか行ったことがなく、一度飲んでみたかった。先ずは瓶ビール🍻をグビグビ。そして焼酎の蕎麦湯割り。

 お通しに舞茸の佃煮。続いて鯖の燻製と卵焼き。どちらも味わい深い逸品。その後は天ぷら盛り合わせ。海老、茄子🍆、南瓜🎃、舞茸、人参🥕、さつまいも🍠、とうもろこし🌽などなど

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油そばでも一味ピリ辛

油そばでも一味ピリ辛

今日は諸トラブルでドタバタの末に、大塚「麺屋 帝旺」でガツンと「辛油そば」。仕事で大塚をウロウロしていた時に気になっていたお店。大塚駅から新大塚駅に向かって5分ほど歩いたところにある。店内はカウンターだけで、女性が1人で切り盛り。

 オーダーはもちろん「辛油そば」@800。こちらは油そばの辛いバージョン。もともと油そばは好物で、そこに辛さのスパイスが効けば、さらに良し。中太麺もモッチリしていたし

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「ずん喫茶」登場の浅草橋「Smell」のパン🍞は浅草「ペリカン」

「ずん喫茶」登場の浅草橋「Smell」のパン🍞は浅草「ペリカン」

「ずん喫茶」で紹介されていた浅草橋「Smell(スメル)」。smellの意味は香り。先代の祖父が「コーヒーの香りでお客さまが来るように」と命名したそうだ。浅草橋駅西口の直ぐそば。番組ではここのパン🍞は浅草「ペリカン」のパン🍞だと聞いて、さっそく駆けつけた。カウンターでは少女漫画の主人公のような愛らしい女将さんが、ややツンデレで応対。ちょっとドキドキする。

 番組では飯尾和樹さんが「チーズ🧀

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「すき家」タンドリーチキンカレー🐔は優秀な骨つきチキンカレー🍛

「すき家」タンドリーチキンカレー🐔は優秀な骨つきチキンカレー🍛

地元野暮用の後、このところ自分の周辺で絶賛する声をよく聞く「すき家」の「タンドリーチキン🐔カレー🍛」を試しに行く。

ナショナルチェーン店には、なるべく行かないようにしているが、「すき家」に行ったのは4年ぶり。事前に「あまり過剰な期待をするな」と連れ合いに嗜められる。この手の料理は概ね写真と実物に乖離がある。ここ「すき家」でも2020年に「いくら・Wあわび丼」が発売され、心躍らせたことがあった

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ヤエチカの牢名主「旭川ラーメン🍜番外地」

ヤエチカの牢名主「旭川ラーメン🍜番外地」

前から行ってみたかったが、何となく機会を持てずにいた、ヤエチカの旭川ラーメン「番外地」。一番街には「東京ラーメンストリート」があるが、「番外地」は全く異色。そもそも1968年からのお店なので、創業56年。「番外地」という店名が網走刑務所を連想させるので「ヤエチカの牢名主」と呼びたくなる。いつも行列で、この日も7〜8人待ち。

 オーダーは「味噌ラーメン」🍜。札幌に行った時に「純連」のスープの油に

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荒川区小台「大清」は揚げ物天国

荒川区小台「大清」は揚げ物天国

荒川区小台のランチ。最近は行きつけの町中華「十八番」が行列のことが多いので、電停前の「とんかつ大清」へ。ここはほとんどのメニューが揚げ物。そうでないのは生姜焼き、焼肉、ハンバーグくらい。イカフライ🦑、海老フライ🦐、蟹クリームコロッケ🦀もあるが、基本は「肉」である。そこそこの大箱なので、座席もゆったりとしている。

 先ずは生ビール🍻をグビグビ。連れ合いは「とんかつ定食」、自分は「若鶏唐揚げ

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創業135年で4代続く王子の老舗ベーカリー「明治堂」のパンは流石🍞

創業135年で4代続く王子の老舗ベーカリー「明治堂」のパンは流石🍞

1889年創業で4代続く北区王子の老舗ベーカリー「明治堂」。1階はベーカリー🥐、2階はカフェ。王子駅から歩いて直ぐ。先日にテレビ朝日「朝メシまで。」で紹介されたこともあって、1階は大行列。2階カフェは穴場なのか、スンナリ入れた。店内は大きなテーブル席と小さなテーブル席に分かれている。料理待ちのための本棚が充実しているのが嬉しい。

 暑いので、先ずは瓶ビール🍻をグビグビ。ここのアルコールはワイ

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嵐🌀のランチはワイルド油そば

嵐🌀のランチはワイルド油そば

本日はお出かけ宴会の予定が台風で延期。にもかかわらず雨が止んだので、遠出したらまた豪雨🌩️。延期は正解だったようだ。朝からいろいろあったので、何かワイルドなのが食べたくなって『油そば』。
 こんな天気なので、いつも大行列な早稲田「武蔵野アブラ學会早稲田總本店」もスンナリ入れた。場所は都電荒川線の早稲田電停の直ぐ前。券売機でチケット🎫を買うのだが、また土砂降りで、ポスターで強調された「スタミナ牛

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