2022年4月の記事一覧
意味があることは、簡単な言葉で言っても、意味があるし、面白い。(小沢健二、うさぎを読んで)
続きの話。オザケン、うさぎ。
小沢健二の『企業的な社会、セラピー的な社会』について、続きを書いてみたいと思う。
うさぎは、優しい言葉だけれども、核心をつく問題をいくつも取り上げている。
私たちが考えていることは、本当はどこまで考えているのか。
ウサギを読んでみると、何度も考えさせられる。
新卒で入った会社で、部長さんがマネジメント研究が終わった瞬間に、新入社員に「SWAT分析」とか「ABC
竹内まりや、「souvenir」はドライブミュージック。(アカペラのリンダを聴きながら)
はじまりは、ひょんなことから
ひょんなことから、車を知人から譲り受けて、ドライブする機会が増えた。
元々は電車派だったので、最初はドライブすることにも抵抗があったんだけれど、今では生活の一部となり、思いの外気に入っている。
ドライブが好きな理由として、音楽をじっくり聴けることがある。
iPodが出た時から、CDは取り込むだけで、音楽をじっくり聞くことが減った。
思えば、両親が運転する車には
人に会ってはなすこと。
人に会う機会が少しずつ増えてきた。
コロナのロックダウンが解除された影響もあるのだろう。
タクシーに乗った時に、運転手さんとはなした。
運転手さんの話によると、最近は夜に悪酔いしている人が増えているという。
もしかしたら、みんなストレスが溜まっていて、なんとか気持ちの整理をしているのかも知れない。そんなことも話してくれた。
便利なことで世の中が覆い尽くされそうとしている。
人に会わずに
イースターエッグ。(他愛のない時間は、いとおしい。)
先週の日曜日はイースターだった。
ヨーロッパ出身の友人を訪ねて、卵に色づける作業を一緒にやらせてもらった。
カラフルな卵は、一見すると簡単に色を塗っているだけに見える。けれども、実際はいろいろな色を混ぜてみたり、葉っぱの跡を付けてみたり、シールを貼ってみたりと、結構いろんな工夫をしている。
そして、その卵を彩る作業の間には、たくさんのたわいの無い会話がある。何気ない会話を続けているうちに、イー
人との出会いは、問題のよう。解いたら、別れることもある。
友達がお寺のお坊さんから聞いたはなしを教えてくれた。
そのお坊さんは、人間が出会うあらゆる人間関係は、問題のようなものと教えてくれたそう。
どういうことか?
たとえば、目の前に性格が合わない「めちゃくちゃ嫌な人」がいるとする。
あなたは、とても苦しい。
もう嫌になってどうしようもない時がある。
そんな人がいた時に、あなたはどうするだろうか?
その人が嫌で、その場から逃げるのも一つの答え
じつは、じぶんで勝手に疲れ果てることはよくある(『あやうく一生懸命生きるところだった』を読んで。)
あと 10 分我慢して登れば山頂だと言われてひぃひぃ登ったのに、 10 分たっても頂上は現れなかった。 もう少しだよ、本当にここからあと 10 分だから……。その言葉にダマされながら、 40 年も山を登り続けてきた。もう、どうにかなっちゃいそう! ここまで登ってきたついでに、もう少し登ってみることもできる。必死に登り続ければ、何か見えてくるかもしれない。 でも、もう疲れた。気力も体力も底をついた。
もっとみる「忘れられない日」と「忘れてしまった日」 ポール・サイモン、ラストツアー(@Londonハイドパーク、2018年)
誰にでも、「忘れられない日」がある。
他の誰でもない、自分が一番よくわかっている大切な日がある。
赤毛のチコさんが、「本棚とポール・サイモン 」という記事を読んで、自分にとっての「忘れられない日」を思い出した。
私にとって、それは2018年のポール・サイモンのコンサートだった。
場所はロンドン、ハイドパーク。
青空に太陽、行き交う人の笑顔を見るたびに、たくさんの人がこの日を待っていたことがよ