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田中慧日記 #備忘録

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「愛と力」 6年ぶりに再会した家族との時間で気づいた私

「愛と力」 6年ぶりに再会した家族との時間で気づいた私

僕はいまだに愛というものを自分の言葉で表現できる術を持ち合わせていない。しかし、きっと自分の中にそういった類の気持ちは確かにあると思っている。

だけれども、
そんな自分の気持ちや未来や理想を実現する為には力が必要であることは自明の理だった。

そんな自分の力不足をいつだって感じてきた。そんな力不足を補う為の努力をして理想に近づくように必死に生きていればもっと違った生き方になってたに違いない。

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母性ってなんだ。

母性ってなんだ。

湊かなえさんの母性をみた。

僕らは、この世界で生きている上で意識的にも無意識的にも様々な役割を担って生きているように思う。

父親、母親、息子、娘、兄、姉、妹、弟、上司、社長、先生などあげたらキリがないくらい僕たちの日常には役割で溢れている。

そういった役割には、少なくともステレオタイプが存在しているわけだけども、一体その「観」はいつ自分の頭で考えて練り上げたものなのだろうか?

湊かなえさん

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愛しいは、かなしい

愛しいは、かなしい

「愛しい」と書いて

「かなしい」という読む。

きっと

あなたが本当に悲しいのなら

それは

愛しているからですよ。

自分のことがかなしいのなら

あなたは

自分を愛しているのです。
愛したいのです。

相手のことでかなしいのなら

あなたは

相手を愛しているのです。
愛したいのです。

そのことに気づいてあげるのです。

偉大なる教授が残したものを頼りに、私は手探りで生きる

偉大なる教授が残したものを頼りに、私は手探りで生きる

晩年坂本さんは自身の病とパンデミックとで人生観が大きく変わったと画面上で仰っていました。

「死」が迫りくるなかで、
最後NHKの509で8日間かけてライブの収録をしたそうです。

坂本さんのひとつひとつの音は、
重く静かな、だけど情動的な確かな響きと鼓動や息遣いを確かに感じました。

そんななかで、闘病中の自分自身の心の平安を求めて描いたスケッチ、日記のようなスケッチから最後のアルバムができたそ

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あなたとわたしが在るということ

あなたとわたしが在るということ

あなたが居るということ
あなたが在るということ

あなたを駅で見送って

わたしの車はひとりぼっち

ついさっきまで確かにあなたはそこにいたのに

なんだか寂しいと思うのです

そして、

あなたとはまた逢える

そうわたしは思うのです

でも

それでも

この空間に何かが欠けたような

ただただ

しずかな時間がながれていました

わたしはふっと思いました

「もし、あなたがいなかったら。」

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深呼吸

深呼吸

ふぅ、っと息をはく。
すぅ、っと息をする。

疲れた時は、木を抱きしめる。
それが姉が一杯一杯になったときにすることだそうだ。

森を歩いて、この木だ、と巡り合わせた樹木にそっと手をかざす。
そして両手でぎゅっと抱きしめる。

目を瞑って、鼻からスッと香る生命の匂いかんじてみる。

そうすると、おのずとなんだか軽くなる。

ドクンドクンと、芯の音がゆっくりになっていくでしょう。

自分のペースでい

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春の訪れと共に、僕らはこれまでとこれからを編む。

春の訪れと共に、僕らはこれまでとこれからを編む。

備前焼に心奪われた天真爛漫なあなた

気仙沼で出会い、あまり接点のなかったのだけれども、ある作家が好きというを接点に意気投合。それで先程電話をした。

彼女は、記者という道から今は陶芸家のもとで修行をしているとのことだ。なにやら、鎌倉の陶器屋さんで備前焼に心を奪われてしまい、弟子入りの連絡をして決まったそうだ。

備前焼は土と水と炎でできている。そんな原始からあるものからそれらはできている。そ

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夏目漱石「こころ」を読んで疑問に思った、「忍耐」と「我慢」の分別とはなんだろう

夏目漱石「こころ」を読んで疑問に思った、「忍耐」と「我慢」の分別とはなんだろう

夏目漱石の「こころ」を読んで、抱いた様々な疑問

今日は図書館で夏目漱石の「こころ」を読んでいた。
3日前くらいから寝る前に読むと決めて緩く読んでいたのだけど、中盤くらいから如何にもこうにも先が気になり始めてしまい、休みの日を使ってじっくりと読むことにしました。

まだ実は読み終えられていないのですが、
読んでいるにあたって色々な疑問が湧いてくるのです。

僕は読み進めるにあたって、まさに作中の「

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雨の日に詩をよむ。「こころをばなににたとえん。」

雨の日に詩をよむ。「こころをばなににたとえん。」

今日はなんだか疲れてしまっていているようだ。

仕事から家に帰り、いつものように家事をこなす。
今日は雨というのだから洗濯物を家の中に入れて、猫のうんちを掃除し、お昼の弁当箱を洗う。

それらを済ませると、シャワーを浴びる。
スッキリとした後に、僕は現在読んでいる夏目漱石の「こころ」を手に取り、その世界へ入り込むのだ。

しかしリビングで読んでいると、どうもこくりこくりと微睡んでしまっていた。

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自分の今の生活の振り返り

自分の今の生活の振り返り

僕はいま茨城の実家で生活をしている。
父と母と私と猫2匹で一つ屋根の下で暮らしているわけなのだが、僕は一体どんな生活を過ごしているのだろうか?

現状の生活の振り返り

以前にも書いたが、僕が考える「生活」の定義は時間という視点で考えるとこうだ。

上記の詳しい考えについての興味がある方がいれば、以下の記事に書いてあります。

僕の今月の「生活」の時間配分については、大体こんな感じかなあと思って今

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「世界一周がすごいって、一体誰が決めたんですが」5年前を僕は思い出す

「世界一周がすごいって、一体誰が決めたんですが」5年前を僕は思い出す

前置き:旅を広める会社の旅人が集まるイベントに久しぶりに参加した

僕は昨日、株式会社TABIPPOが主催しているBackpack FESTA 2023というイベントに参加してきた。

どんなイベントかといえば、
旅を広める会社の、旅が好きな人たちがイベントをつくり、旅が好きな人達やこれから旅をしてみたいと好奇心を膨らませる人らが集まるイベントだと思っている。詳しく知りたい方は、補足に概要を書いた

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友人のnoteを読んでみた。彼女の願いや姿勢に、僕は胸を締めつけられた #16

友人のnoteを読んでみた。彼女の願いや姿勢に、僕は胸を締めつけられた #16

僕のnote を読んでくれて、それに対して反応をくれることがとても嬉しい。
彼女はLINEでわざわざ僕に連絡をしてくれた。

彼女とは、もう一人の友人と3人で以前沖縄へ行った。僕らの関係は、ある時期に東京の不思議なシェアハウスで共同生活を送っていた。後で、シェアハウスのこと、沖縄のことをもう一度再考したいと思った。

そんなこんなで僕は、彼女のnoteを久しぶりに読んでみた。

僕らは「壁」を築き

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会話の中にあるリズムとテンポを発見して、僕らはPodcastを始めることになった

会話の中にあるリズムとテンポを発見して、僕らはPodcastを始めることになった

朝目が覚めると、まず目に入るのはいつもと同じ天井だ。
だがやはり同じ景色を見ていたとしても、今日の僕は少し違うようだった。前日にnoteを無我夢中で書いていたり、ギターを少し弾いたり、夏目漱石の「こころ」を読んだりして深夜の3時を超えてから寝床に入った。だからか少し寝不足気味であった。ただそれが原因で違うわけではない。

それは、この日を迎えるにあたって少しばかりの高揚と胸を引き締めるような緊張を

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僕の「発散」の場所は車の中。僕は車でTHE Beatlesを唄う 田中慧日記 #15

僕の「発散」の場所は車の中。僕は車でTHE Beatlesを唄う 田中慧日記 #15

人間は「抑圧」と「発散」の2つの作用がある僕は車の中で、Youtubeを見るのを辞めた

今日はとても温かな1日だった。最高気温が23度だったわけだ。辺りを見渡すと桜がもうすぐ咲きそうだ。雨の予報だったから、昨日は少し残念だったのだけど天気は晴天だった。まるで、人のようだ。いや、人が雲のよう、なのかもしれない。人は、天気のようなものかもしれないなあ、なんて思いながら私は仕事先へ向かう。

僕は車の

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