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客観視の悪魔との戦い
通っていた幼稚園の卒業アルバムに、将来の夢を書く欄があった。
周りの皆が「サッカー選手」とか「ケーキ屋さん」とか子供らしい夢を書く中、僕が書いたのは「サラリーマン」だった。
小学校で周りのみんなが遊戯王やムシキングなどのカードゲームにハマっていた。
どうせ飽きてやらなくなるのに、お金を浪費するのはもったいないなぁと、僕はそれを冷めた目で見ていた。
僕は、そんな可愛げのない子供だった。
でも僕の
私の人生の一冊〜「ナナメの夕暮れ」〜オードリー若林さんのエッセイ
「今まで読んだ中で、最も心に残った本はなんですか?」
そんな質問をされたら、あなたはどう答えますか?
私はその質問に答えることができませんでした。
この一冊の本に出会うまでは。
自意識過剰。
周りの目を気にしてしまう。些細なことでも考えすぎてしまう。
23年間ずっと自分のめんどくさい性格に悩まされてきた。
たとえば、居酒屋に行ったとき、店員さんを呼んで注文をするタイプの居酒屋だとなか