【読書感想文】ナナメの夕暮れ
ナナメの夕暮れ 若林正恭さん
オードリー若林さんのエッセイ集。
タイトルの意味は、「ナナメが、物事をナナメから見てる感じ、ちょっと冷めた目線とか、冷笑文化」「夕暮れが、日が沈んでいく様子≒終わりが来ている事」という事らしい。若林さんっぽさでもあった(?)熱いものを冷めて見ていることを卒業して、新しい方法で世界を見ていこうとしている、自分との向き合い方についての短いエッセイがいっぱい入っている本。
いや~~~読んでよかった。面白かった。面白すぎて、最後まで読み終わったあとまたすぐ最初から読み始めた。だからもう2回読んだ笑。
前半はまだ「ナナメに見ている」時代について書いてあって、そこに正直「あるある。わかる」は感じないんだけど、こうゆう風に考える人もいるんだな~。そうゆう所に苦しみを感じる人もいるんだな~。って「えっ?(笑)」ってなるようなエピソードと共に書かれてて面白かったな。
後半は、なんか。もう。若林さんがひたすらにもっともっと大好きになった。若林さん優しいな~。そう、そうゆうところ生き辛いよね。自分と向き合うって大変だよね~。でもをしようとしているのって、前を向いてる証拠だよね…!みたいな。
最近、本とかnoteを読んで「すてき」って思った文章をメモに残しているんだけど、この本にもそんな文章が沢山あって、そのうちいくつかをここにも残しておこう。
冷笑は竜宮城だ。温度の高いものに、外野から冷や水をかけ続けて自分は何もしない。そして、ふと気づいたときには白髪だらけが成れの果てだ。
なぜかできる人は、なぜかできない人の気持ちが分からない。
誰とでも合う自分じゃないからこそ、本当に心の底から合う人に会えることの喜びと奇跡を深く感じられた。
読んでよかったな~若林さん大好きだ。
また読む!!!
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