【書評】『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』が面白すぎる件
ロッシーです。
「哲学本でおすすめ!」というネット情報に乗っかって、「飲茶」氏の『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』という本を読んでいます。
まだ3分の2くらいまでしか読んでいないので途中なのですが、記事を書いてしまいました(笑)。それくらい面白いです!
この本は、インド哲学、中国哲学、日本哲学について書かれています。
西洋哲学については結構知っていても、東洋哲学についてはそれほどでもないって人は多いのではないでしょうか?
そういう人にはぜひおすすめの一冊だと思います。
東洋哲学は、西洋哲学と何が違うのかについて、非常に分かりやすく、かつ面白く書かれています。
例えば、西洋哲学は「階段でゴール(真理)に向かっていく」ものであり、東洋哲学は「いきなりゴール(真理)から始まる」という違いがある、なんていう捉え方は非常に分かりやすいです。
西洋哲学はどちらかというと帰納的、東洋哲学は演繹的といってもいいのかもしれません。
また、私が好きな「老荘思想」についても、老子と荘子の違いや、老子と釈迦との類似性、悟りとは何なのか、禅の歴史・・・などなど読んでいて知的好奇心をどんどん刺激されます。
作者の語り口が非常に面白いのはもちろんなのですが、単に面白いだけなのではなく、非常に深い内容となっており、作者が哲学に関して深いバックグラウンドを有していることが良く分かります。
つまり、素人が分かりやすく、かつ面白く哲学を語っているだけの本ではないということです。
これから残り3分の1を読みますが、早く読みたくて仕方ありません!
そのあとは、西洋哲学編も読みたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
Thank you for reading!