#展覧会
【不在からの再配達】MOT コレクション開館30周年記念プレ企画 「イケムラレイコ Rising Light」「マーク・マンダース Frozen Moment」「小さな光」 東京都現代美術館
私にとって東京都現代美術館と東京都写真美術館は開館当初から通ってきた、共に歩んできた美術館だ。
自分の人生を変える出会いもあった。
10代の頃からたくさんの刺激を受けた美術館が今年30周年を迎える。
存続を続けてくれてただ、ひたすらありがたい。
これからも一緒に歳をとりたい。
そんな感慨深い気持ちを持って、この美術館が集めてきたコレクション品を見る。
毎度のこと厳かな気持ちより「うぇぇ!すげぇえ
【美術鑑賞と家庭2024】そして【展覧会をやってみた】
さて、1年のまとめを先日投稿したが、ふと思うと146展示見たということは365日だと2.5日に1回展覧会を見ていたことになる。
もちろん一日で複数見ている日もあるので、そんな事はない。
大体、週1ぐらいでブラリと出かけてきた。
世の中には週1でジムや運動に通う人が結構いる訳で、それと同じ感覚だと思っている。体育館か美術館か、の違いかも知れない。
長男が中学生になった事でサッカーの引率負担が減り、
【斜めから】「岡本太郎に挑む 淺井裕介・福田美蘭」展 川崎市市制100周年・開館25周年記念
川崎の生田緑地にある川崎市岡本太郎美術館。
青山にあるのは岡本太郎記念館。
夏にヤノベケンジの展覧会があったのは岡本太郎記念館。
どちらか取り違えると大変だ。
というわけで、生田緑地へ。実は2016年の展覧会以来に訪れたのでおよそ8年ぶりだった。8年前に見た展示は「鉄道美術館」展。この時初めてクワクボリョウタさんの作品を見て感激したものだった。
行った理由は息子二人が絶賛鉄オタ期だったから。
【四方八方トリ囲まれる】鳥展 国立科学博物館
科博初の鳥の特集展覧会だそうだ。
ちょうど日本鳥学会から最新の日本鳥類目録改訂第8版が出版され、その改定具合から様々な話題になっていたところに、追い打ちをかけるように「鳥展」である。
・ハヤブサはタカよりインコに近い
とか
・日本の国鳥キジは亜種だと思われてたが固有種と判明
などなど。
…
「へー…」とか「あ、そうなの…」となると思いますが、これが我が家の鳥好き次男にとっては大ニュースなわけで
【窓のない部屋で部屋を見る】アレック・ソス 部屋についての部屋 東京都写真美術館
アレック・ソスの展覧会が写真美術館で始まった。
何か代表的な一枚に惹かれた好きなアーティストだから、というのではなく「室内の写真」という展示テーマに惹かれて見に行った。
この前の期間に行われていた「見ることの重奏」でも室内の良い写真があった。
窓際のカーテンがはためく写真。
実際はミニチュアの室内を撮った作品だったが、あれも面白かった。
写真美術館独自企画というのにも俄然、期待感が高まる。
【蝉の声vs風鈴】街に写真館があったころ~常盤台写真場と昭和モダン~ 江戸東京たてもの園
江戸東京たてもの園は私の夏季休暇最終日に行って来た。
午前中は皆で家の片付けをしていて午後から今日はどうしようかーとなっていた昼頃。
次男が「社会科見学で行ったところにみんなで行きたい」と言われ、では行ってみようということでドライブがてら出発。
酷暑容赦ない園内
気温35度の武蔵小金井、園内はほぼ人がいない。
蝉が耳鳴りのように鳴く。風鈴が揺れている場所があったが音が思い出せない程度に蝉大合唱
【道路コア】SIDE CORE 展|コンクリート・プラネット ワタリウム美術館
東京都現代美術館で開催中の高橋龍太郎コレクションで見たSIDE COREの作品郡。
主張の強い作品に少しずつ疑問を持ち始めた高橋さんが次に気になったのが路上の作品だった、という。
自分も赤瀬川原平さんの路上観察学会の影響から路上にあるものが昔から気になるし、好きだった。面白かった。共感しかない。
最初は「路上観察学会が好き」なのだと思っていたが、どうもそこから路上的なもの、道端にある物、に惹か
【魅せること】「竹林之七妍」「特集展示 野村和弘」「Eye to Eye—見ること」MOTコレクション 東京都現代美術館
毎回、多彩な切り口を見せてくれる東京都現代美術館のコレクション展示室。
改めて、東京都現代美術館のコレクション展の成り立ちをご紹介。
こんな背景である。
なので都美館時代のコレクション品なのか、現代美術館になってからのコレクションなのか、ちょっと意識してみてもおもしろい。
作品リストには受入年度が書いてあるので1995年以前/以降を区切りに見ると結構楽しい。
主に戦後の作品を「コンテンポラリ
【3度目の発見】鈴木康弘展 ただ今発見しています 二子玉川ライズ スタジオ&ホール
鈴木康弘氏の作品を初めてみたのは、青山のスパイラルガーデンだった。
夫と付き合い初めた頃一緒に見た。多分20年ぐらい前。
その後、目黒区美術館の展覧会で再会した。
この展示では石川直樹氏を初めて認識した覚えがある。これも夫と見た。
この頃は結婚してすぐの頃。17年ぐらい前。まだ20代中頃。
そこから17年。小学校4年生になった次男と一緒に見に行った。(中1の長男は部活のため不在。
家族で揃って
【痛切にして痛快】開発好明 ART IS LIVE ―ひとり民主主義へようこそ 東京都現代美術館
「開発好明(かいはつ よしあき)氏が2024年夏に東京都現代美術館で個展を開催」
そのフライヤーを見た時、家族全員で「あ、あの人だ!」となった。
5年前の2019年の夏に同じく東京都現代美術館で開催された「あそびのじかん」という企画展の第一展示室に飾られていたのが開発さんの作品だった。
当時5歳と7歳の息子たちは開発さんからサインをもらっていた。
この辺りの毎年夏にやっている現美の展覧会は子