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【痛切にして痛快】開発好明 ART IS LIVE ―ひとり民主主義へようこそ 東京都現代美術館

「開発好明(かいはつ よしあき)氏が2024年夏に東京都現代美術館で個展を開催」

そのフライヤーを見た時、家族全員で「あ、あの人だ!」となった。

5年前の2019年の夏に同じく東京都現代美術館で開催された「あそびのじかん」という企画展の第一展示室に飾られていたのが開発さんの作品だった。


2019年「あそびのじかん」の時の写真。
まぁ、子どもたち大喜びである。
安全上、登れるのは1段目まで。
(※今回の展示には無い作品です)


2019年時の写真。おい、このサインどこいった?!



当時5歳と7歳の息子たちは開発さんからサインをもらっていた。
この辺りの毎年夏にやっている現美の展覧会は子どもにも取っ掛かりが良く、楽しかったと思えるようで「現代美術館は面白いものを見れる場所」とインプットされている。

今期のコレクション展示室・特集アーティストにもこの2019年の展覧会出品アーティスト野村和弘氏の作品があり開発好明さんの作品と合わせてちょっとした同窓会である。

その当時から子どもの身長も30センチ以上でかくなっていて、同じ作品を前に写真を撮ると感慨深い。夫もデカくなってた横に。まずいぞ。

作品について


現代のコンセプチャルアートなんだろうな、という。
鑑賞者が積極的に作品と関わることで「楽しい」を受け取れる作品群たち。

さらに社会との関わりをどう表現するのか、を考えられている作品群もある。

東日本大震災後の活動記録を見ると美術と社会活動の距離をものすごくうまく取っているな、と。

質素でいいじゃないですか
因みに来訪者はゼロだそうだ。


無闇矢鱈な主張ではなく、「なぜ」をきちんと提示していることで腑に落ちる。コミュニケーションの取り方が良い。

一見、破天荒系に見えるがそうではない。
ノリでやっているのではない。(活動初期はノリだったかもしれないけれど。)

痛切にして痛快。

今後も、どこで出会うだろうか。
ばったり作品と出会うことを期待している。

某デカいカメラの袋
手描き
梱包材のあれ
なんかしっとりしていた
入り口はかっこいい感じ


このモンドリアン靴下欲しいな

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