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【アレルギー】『隠れフードアレルギー』読了。2015年出版、上符正志さん著
2000年代から注目されている
『遅延型アレルギー』
についてわかりやすい説明がなされている本でした。
いろいろ呼び名はありますが、
『隠れフードアレルギー』、
『即時型フードアレルギー』、
『Ⅰ型アレルギー』
と言われることが多いようです。
乳幼児に多く見られる理由は、消化管の酵素や免疫が未熟なため、分子量の大きいタンパク質を十分に分解できず、異物と判断してアレルギー反応を起こすため。そのと
【アレルギー】『食生活と身体の退化』読了。1978年出版、ウェストン・A・プライス著、片山恒夫 訳
日本語訳のこのほんはアメリカで1938年に出版され、遅れること1978年、私費で歯科医師の片山さんが出版されました。私費でやったのはよっぽど世に知ってほしいものだったのだと推察します。本来、歯科医全員が知るべき全てが書かれておりこれは普及させるべきだという思いがあったようです。
ファストフードに代表されるような現代食が、どれだけ人間に悪影響をもたらしたのかを伝統食を続けているとても健康的な人と、
【アレルギー】『砂糖病 -甘い麻薬の正体-』読了。1994年出版、ウィリアム・ダフティ著
著者のウィリアム・ダフティさんは、ご夫婦で自然派の作家さんです。
砂糖によってあらゆる病気になるので摂取しない方が良いと切々と説明されている本です。
気になったところをまとめます。
【砂糖や合成甘味料を食べるとどうなるか】
・精製糖の過剰摂取は、糖尿病、肥満、冠状動脈血栓症などの原因となる。
・日焼けするとヒリヒリする、そばかすができる、生理痛がひどくなる。
・精製によって自然植物繊維質が取り除
【アレルギー】「アレルギーの人の家造り シックハウス•住宅汚染の問題と対策」読了、2008年出版
幼い頃からアレルギーに苦しみ、化学物質過敏症でもあり、自然住宅の建築家である足立和郎さんが書かれた「アレルギーの人の家造り」を読了しましたので感想と気になった部分を書きたいと思います。足立さんは普通の住宅にマスクなしには入れないです。大変ですね。
1990年代から、「シックハウス症候群」として報道されるようになり、2003年に建築基準法の改正(通称シックハウス法)されました。
改正の中身はほと
鑑賞1『スーパーサイズ・ミー』2004年米国
一か月マクドナルドを毎日朝昼晩食べてどうなるかを監督自ら実践しながら、ファストフードの危険性をあらゆる視点から訴えるドキュメント映画を鑑賞しましたので感想を書きたいと思います。
2004年時点でアメリカの成人の60%が肥満で国レベルの問題になっています。医療費もどんどん上昇しているとのことです。そんな中で10代の女子学生が2人でファストフードが原因で肥満になったと訴えました。裁判の結果ファストフ
読書3『アトピーは「還元水」で治せる!』1999年出版
youtubeでたまたま見た動画の中に水素水が出てきたため、関連本をamazonで探したら、アトピーのものもありましたんで試しに読んでみました。その感想を書きたいと思います。(動画は"ピーターBAN"というチャンネルの"お金持ちは普段何を飲んでいるのか"というタイトルです。詳細は公開されていないようですが、ピーターBANさん自身は超お金持ちで色々な動画を出されています。)
外科医であられた林秀光
読書1『沈黙の春』1976年アメリカで出版
1976年にアメリカで出版され半年で50万分以上売れたベストセラーの「沈黙の春」という農薬などの化学薬品による環境破壊を大量の事実に基づいて書かれた本を読了しましたので感想などを書きたいと思います。
原著者のレイチェル・カーソンさんは1960年代に環境問題を告発した女性生物学者です。特にDDTなどの農薬による環境破壊を取り上げておられます。化学薬品は人間の生活を計り知れないほど便利にした一方で自