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 多様性の行く末

多様性の行く末

 あまりに多くの考えが、一気に入って来たから?今度は多様性の真逆をいく政策にアメリカが舵取りし始めました。反DEIはあまりに極端ですが、多様性の深追いもまた、息苦しい気持ちにもなります。

 だって多様性をいくら訴え続けても、世のなかのすべての人の生きづらさは解消しない。それに背景には多様性利権のようなものもうっすら見え隠れていた。一時的にうけてお金にはなっても、ずっとは通用しない特殊な概念や価値

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 これからの選挙について

これからの選挙について

 選挙ってもともとこういうものでしたっけ?いつからか面白半分のイベントになっている気がするのです。snsでの選挙活動はもうきちんと法制化しないと野放図になってしまう。

 本当にこのままでいいのかな?オールドメディアがどうとか既得権益がどうとかそういう言葉も正直聞き飽きた。使い古されたとても仄暗い言葉に聞こえます。

 それと選挙が行われる場所で全く選挙権ない方が、ネット上である候補者を応援するっ

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 子供のこころ

子供のこころ

 何年こんな事を延々と続けるつもり?もうここ10年くらいずっとモヤモヤしている事があります。はじめは黙っているつもりでした。もうそろそろ誰かが、口を開かないとダメではないか。最近小さいお子さんの心の問題について、どんどん変な方に行ってませんか?

 私の感覚がずれているのか。そういう事ではないだろう、と突っこみたくなることが多すぎる。私小さいお子さんの福祉にまつわる仕事してたことがあって、想像だけ

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 言葉って、複雑で難しい

 言葉って、複雑で難しい

 選挙とSNSって多くの媒体で、頻繁に取り上げられるテーマの1つですね。どんどん荒技の領域に達しているように思えてなりません。大統領選でも偽情報の拡散について、かなり問題視されていた。

 流石にもう許容範囲を超えていると思う。情報コントロールというのも、どうなっているのか。あまりにやり過ぎて、そのうち墓穴を掘ることになるのでは。自分たちの流した情報で混乱したり。そんな事が起きてもおかしくはない。

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親ガチャ問題を勝手に考察

親ガチャ問題を勝手に考察

 私個人としてはどこの家に生まれたかによって子供の人生もある程度は決まってしまうと考えるのはあまりにも極論ではないか。そう感じて親ガチャ論争について今日は書きたいと思います。

 
 人生はくじ引きとは違うものですし、親も子供を子供も親を選べないのは明白。生まれた家のせいにして、どこか自分の人生を投げてしまっているような印象を受けます。私も昔は自分の親に対してというより、色んな方面に顔が効く親を持

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 アイドルって何だろう?

アイドルって何だろう?

 アイドルとは?長きにわた答えのない疑問の1つ。いやもしかしたら一生答えの出ないものかも。実は私はどなたかに深くハマった記憶が、ありません。ライトにテレビで見て、それだけで満足するタイプ。

 誰かの熱愛報道が出てもショックを受ける事なく、いつも淡々と受け流しています。だって人間だもの。恋愛位してもいいんじゃない?アイドルってずっとノースキャンダルでなければいけないのかなぁ。こっそり恋愛してる人は

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 解雇規制緩和なんてふざけている

 解雇規制緩和なんてふざけている

 自民総裁選に立候補するような方が、こんなことを言い始めるのが信じられません。大企業が最高益を出したのなら、むしろ今こそ非正規雇用を正社員化すべきでは。誰がそんな事を言い出し始めたのか。働く人をなめていますよね。

 労働者に対して、ますます過酷な環境になっています。一度こんなことがまかり通ると、それが悪しき前例になっていく。派遣が世の中に浸透した時も、こんな感じだった。いろんなことをうやむやにし

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 低迷期すらも、楽しむ自分でありたい

低迷期すらも、楽しむ自分でありたい

 低迷期や思い通りに行かないことだらけの人生。そんな時にどうするかで、人の真価が問われるのではないでしょうか。ポリコレという言葉に私は危機感を感じています。

 ポリコレのコレとはcorrectのはずで、本来正すという意味ですよね。政治的にただすという言葉を、これほど頻繁に安易に多用していいものか。何の疑問も持たずに、納得してしまってよいものか。ポリコレって、ちょっとおどろおどろしい言葉だな。

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 全てを選べるのは幸せ?

全てを選べるのは幸せ?

 選択肢が多すぎて辛い。買い物ひとつとっても、この色も良い。いやこっちのの方がもっと・・・。そんな事を考えていると、不思議と満足感とは別の感情が芽生えてしまう。後悔とも違うような、もっとベストな選択があるように錯覚するばかり。じゃ「具体的にどんな選択が」と言われると答えに窮するのです。

 「選択肢というのも多ければ多いほどいいというものでもないのでは」などと考えるようになりました。もう少し選択肢

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 もし宝くじが当たったら

もし宝くじが当たったら

 もしものたとえ話で、よく使われる「宝くじ当たったら何に使う?」実はこの話私にとって、そこまで夢物語ではないのです。小さい頃からくじ運が良く、くじびき1等賞を当てた事もあったり。

 宝くじにしても1万円は何度かあたりました。おそらく1億あたることは、ないでしょう。しかしこれからも小さな金額なら、狙えない事もない。となると100万当てたら、何に使う?辺りが現実的なお話かな。

 テレビ番組でも10

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 今がない現在

今がない現在

「ここには過去と未来しかない」東京の夜景を見て、小説の登場人物が放った一言です。私は過去と未来しかなくてここが馴染めない、とセリフが続くのかと思ったら、そうではなく・・・。むしろそんな東京の風景が好きなのだと。そっか現在を切り離している場所に、安堵感を覚える人もいるんだ。

 なるほど私にはない視点。どちらかというと今を生きている感じがしないって虚無感に通づることが多い。でも必ずしもそうじゃないん

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 みんな先生になりたいの?

みんな先生になりたいの?

 「またか」と新聞広告を見ては溜息ばかり。コーチングとかアドバイザーとかそういう職種の宣伝がやたら目につきます。いつからかマネジメント的な仕事が増えてきたけれど、こういう仕事は何に分類されるんだろう?

 サービス業かな?なにやら指導的な意味合いも強い。ただこういう事をしたいのなら先生で良くないかという気もします。教員を志願する人は減っていて、倍率も下がっているのに・・・こういうお仕事は年々増え続

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 カスハラとかインバウンドとか

カスハラとかインバウンドとか

 以前からカスハラについて書きたいと思っていて今回記事にします。現在カスハラについての法整備も徐々に進められているようです。悪質な業務妨害については、しっかり取り締まってもらいたい。

 しかしそれとは別に何が原因で顧客が怒っているのかも企業側も究明はしなくてはいけないとも思う。インフレが続きすぎて世の中に安いものと高いものしかなくなった。もう消費者も物の適正価格がわからなくなっている事もトラブル

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 美味しいが渋滞中

美味しいが渋滞中

 美味しいとはもう単純に食べ物の美味しいだけを指す言葉ではなくなった。最近つとにそう感じます。いろんな美味しいがあってもいい。そんな考えも分からなくはない。

 ただそれは純粋に味の評価ではないよね。もっと別のもの込みでのおいしい。そこを過度に前面に出されると、うんざりする事も事実。単純に味で勝負できないから、多くの付加価値をくっつけているようにも見えるんです。

 そうなってくるとストイックに味

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