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自分の寄稿まとめ

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不定期で、これまで寄稿していたものを供養としてあげます。
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2021年9月の記事一覧

シャーマニズム/人類学について

2021/4/14 寄稿

シャーマニズム(shamanism)についてーシンガポールの事例からー

 まず具体的にシャーマニズム/シャーマンとは何ぞや、と思われることと思います。以前に『シャーマンキング』という霊能力者がその能力を使って戦う漫画がありましたね。ああいった感じを想像していただけると大変分かりやすいかと思います。シャーマンはその定義や概念も各学者や地域によって様々であり、厳密に統一さ

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構造主義/ホロコーストとナクバ

2021/4/13 寄稿

近代と構造

 まず構造主義(structuralism)は、反人間主義だという通説もありますが、それは飽くまで西洋的な「人間」主義(humanism)を批判していました。まずここに私の知る限りにおいて一つの誤謬が存在します。主に近代においてサルトルの掲げた実存主義(existentialism)が、余りに人間を主体として自由に生き己を作ってゆく傲慢さとして映ったために

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人類学/哲学あるいは神学について

2021/4/12 寄稿

樹木と霊魂

 フレイザーによれば未開人のなかでは、樹木は霊魂の宿る生命体そのものとして、崇拝対象とされていました。樹木も動物などのように「生きている」ものであり、であるからして樹木を破壊することは、魂を力ずくで奪うことと等しく考えるため、木の枝を折ることもしませんでした。また、古代においても樹木崇拝が行われていた学説も豊富にあり、たとえばローマの観光地フォルム・ロマヌ

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現象の捉え方/曝露療法について

2021/4/9 寄稿

現象の捉え方

 さて、世の中に起きる様々な事象も、普遍的現象であると思います。これまで執筆に勤しんでいましたが、たまたま私は違う場所で今までとは異なった刺激を受け、その緊張状態が続くわけもなく、糸が切れてしまったという状況です。そうしたご経験は、やはりどこかしこで見聞きされたことはあるのではないかと感じます。私はその一例ですね。正当化するわけではないのですが、飽くまで誰

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有意味性について

2021/4/8 寄稿 

 さて、今回は「意味づけをする意味について」つまり「有意味性」について述べてまいりたいと思います。何故その議題にするかといえば、私がこれまで述べてきた「隠喩交流」や「祈り」をどう「受け止めてきたか」についてフォーカスして展開していくことで、言い換えるならば、皆様がレジリエンスの必要性を感じたときの少しの参考にでもなればと、頭の片隅に置いていていただければという、ささやか

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ナラティブ/宗教学について②

2021/4/7 寄稿

 まず、ナラティブ(narrative)というのは語りや物語の意ですが、これらが心理学領域で目にされるようになったのは、1990年代のころです。この時期、人文や社会科学の広範な領域で、これらの研究や実践が盛んになりました。こうした先導者の1人にブルーナーがいます。心理学を学ばれた方ならお馴染みの著名な学者です。彼は心理学研究において、人々が経験に基づく個別の意味の重要性を

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当事者性の弁証法

 今日は。

 ご無沙汰しております。ご覧いただき、有難うございます。

 今回は、せっかくですので以前寄稿していたものを公開してみます。どんな反応になるか分かりませんが…(汗)。

 なお、こちらは2021年4月10日に書いた文章です。それから下書きに直したのは、2021年8月31日です。

前置き

 何と言いますか、いろいろと記事を書こうと下書きは膨らむばかりなのですが、ここ最近もずっと本が

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必然性について

2021/4/6 寄稿

 前回は、主に宗教学の視点から記述してまいりました。今回は、「必然性」について考察をしてみたいと思います。ちょっと、学際的な記述になります。今回起きた現象は、学問分野を問わず研究者の方々の興味を集めました。私はこの現象を必然としか思えませんでした。それだもので、こうして皆様に世の中の様々な必然性について共有させていただき、一緒に考えていただければ嬉しいなと思いました。皆様

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宗教学について①

 2021/4/5 寄稿

 さて、思いが届くはずがない相手に届いてしまった不思議や、「祈り」や「第六感」という感覚的なもの、これらを説明するためには、人類学的・宗教学的な要素が必要なのであって、実際に研究対象になされているんですね。恐らくそこに意識が開かれるか否かで、私がこれから述べることを受けとめてくださるかどうかが、変わってくる気がするんですね。それは、とりもなおさず現状では中々説明できない

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玄人とは何か

2021/3/22 寄稿

🐣 玄人とは

 私は学生時代に邦楽ロックにハマり込んでいました。元々兄の世代にビジュアル系ブームが流行り、その流れでイエモンを好きになりました(初期のイエモンは完全にグラム系でした)。思春期に独りで過ごすことが多かった私なりに何かを極めたくて、そこからミッシェル、ブランキ―、ゆら帝や、サニーデイ、はっぴいえんど、さらに遡りルースターズやサンハウス系列、テクノ御三家や

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言語学について①

・2021/3/31 寄稿 

 ええっと、隠喩交流というのは全くの象徴的言語で、分かりやすくした共通言語としての造語です。いまからはその定義を分解していきますね。これはある種構造主義的な考えで、表層に立ち顕われてくる言語を、深層との媒体としてのメディア(media)として捉え、暗黙裡の交流を行っていくということ、つまり隠喩表現として二重言語のコミュニケートをしていくということ、というふうに定めて

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