![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63099217/1ad2182139bab93b62bf928b91c59c7c.png?width=800)
- 運営しているクリエイター
記事一覧
価値ある「退職分析」のはじめ方
「退職」は人事や経営の方々の注目が高い事象で、本noteでもよく取り上げるテーマでもあります。「退職率15%の世界」や「びっくり退職をなくしたい」などでは、ちょっといつもとは違う観点から退職について書いてきました。
退職を防ぎたい、そのために何をしたら良いのか、については本noteでは言及できてません。ですので、今回は価値ある「退職分析」の始め方として、退職分析を行う際に必要な観点について書きま
採用のミスマッチはなぜ起こるのか
こんにちは。WorkTech研究所の友部です。
労働市場の流動化が高まり、即戦力人材を求めてキャリア採用に積極的に動く企業が増えています。採用難易度も高くなり、必要な人材を採用することのハードルも高くなっています。ざまざまな努力をして採用した社員が早期退職されてしまうことは企業にとって避けたい事象ですし、採用された社員にとっても良いことではありません。
今回は、そういった早期退職につながる「採
人事キャリア形成の鍵:事業・組織・経営の3つの目線を身につける
あなたのキャリアパスは?こんにちは、HR Climbersです。
人事の仕事は多岐にわたり、常に忙しい日々が続きます。採用では日程調整、面接・面談対応、事後のコミュニケーションなどを行い、人事企画や組織開発では社内外の期待値把握、調整、そして実行と、幅広くかつ重要度の高い業務に取り組んでいますよね。
そんな中で皆さんは人事として、「自分のキャリアはこれでいいのだろうか」と考えたことはありません
直近のHR/人事トレンドについて(2024年10月)
こんにちは。HR Climbersです。
夏も終わり、次は冬、年の移り変わりが近づいてきていることを感じながら過ごしていますが、皆さんはいかがでしょうか。
今回は人事特化のエージェントであるHR Climbersとして、直近の人事トレンドについて、まとめたいと思います。
HR領域のトレンドは時代とともに移り変わりますが、今回は私たちなりにトレンドの背景についても、整理をしてみました。
採用をされ
人的資本の各種KPIの適正値を探るアプローチ【まずは他部門との比較、過去との比較から着手。ベンチマーク比較は日本だともう少し掛かる】
1. はじめに人的資本経営が注目されている現在、KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)を適正に評価することが重要視されています。
しかし、日本における人的資本のKPI適正値を導き出すのは、まだまだ発展途上の分野です。
そのため、ベンチマークデータを用いることができない現状において、まずは社内の他部門との比較や過去との比較からスタートするのが現実的です。
理論的進化:"Will, Must, Can"からプロティアンキャリアへ
"Will, Must, Can"の概要
"Will, Must, Can"は、個人のキャリア選択と開発を理解するためのフレームワークです。このモデルは以下の3つの要素で構成されています:
Will(意欲): 個人が何をしたいか、どのような仕事に情熱を持っているかを示します。これには個人の目標や夢、モチベーションが含まれます。
Must(義務): 社会や組織から期待されること、すなわち個人が
人的資本経営は投資家から信頼を得るための戦略であり、単なる人事改革ではない
はじめに
こんにちは、「データ分析やりたくて人事部に入ったわけじゃないのに」です。
人的資本経営は「単なる人事改革の一環だ」と考えていましたが、私の考えは誤っていたようです。
勉強していくうちに、人的資本経営は「投資家に株を買ってもらうための重要な戦略」だと分かりました。
今回は、その理由についてお話ししたいと思います。
1. 人的資本経営とは?
まず、人的資本経営とは何かについて、イメージ