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働くということ

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体験格差えぐい|文化活動の格差

体験格差えぐい|文化活動の格差

総合型選抜の時期がやってきて、あれこれしている。
けっこうおもしろい仕事のうちの1つ。

※総合型選抜→昔のAO入試、まあ要するに公募推薦入試というやつです

学力以外の自慢をしていただくような入試なので、出願書類のチェックがとってもおもしろいし、一方でとってもむかつきます。

何にむかつくかというと、「こんなん自分の自慢に見せかけた自分の学校と自分の親の自慢じゃないか!」「教員と親のお膳立てがみ

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「わたしが書いている」ということ

「わたしが書いている」ということ

1つの記事を書けるほど主張はないけれど、書きたいことをつらつらと。今週のミニエッセイ集です。今回は全部人とのかかわりの話になった。

次長のブクログ

大の読書好きで有名な次長が読書の話を持ち掛けてくれた時に、たまたまその本を読んだことがあったのでそれなりに話を続けることができた。そうしたら、次長がブクログのアカウントを教えてくれて、わたしのアカウントと交換した。

次長、東日本大震災の頃からブク

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仕事をしたら、生きるのが楽になった

仕事をしたら、生きるのが楽になった

↑先生に指摘されたことでハッとさせられたり

↑会議で出てきたフレーズから人生を考えたり

↑学生から気付かされたり

↑先生から気付かされたり

働きながら、なんだか世界への不安が取り払われるような、呼吸がしやすくなるような、そんな不思議な体験を何度もする。

労働によって、自分が救われる毎日があることは、嬉しい誤算なのだ。
(同じようなことを、もう何度も書いているけれど。)

もちろんこれは、

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行動することが目的で、その過程が成功なのです

行動することが目的で、その過程が成功なのです

よく「意識が高い人」と言われます。

多分褒められているけれど、若干の貶しの意味を含んで言われているような気もします。

「自分の行いでカンボジアに学校が立っちゃうと勘違いしている怪しい学生団体に入ってそう」

「いつまでも現実をみなさそう」

「欲深い」

みたいな。

(カンボジアに学校立てようと本気で頑張る方々、このような比喩をしてすみません。)

そんなことないのになぁ。

わたしは、社会

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ピアノを弾く、文章を書くでお金を稼いだ

ピアノを弾く、文章を書くでお金を稼いだ

わたし、2024年の目標に「仕事以外でお金を稼ぐ」があって。

収入を増やしたいわけではなくて(増えるに越したことはないが)、たくさん頑張りたいわけでもなくて、でも「自分の趣味に対してお金が発生した」という経験をしてみたかったの。

それが図らずしも叶ったんです!!

そのために積極的に行動したわけではないので、たまたま運が良かっただけなんですけど、口座に、数万円の収入が。

とっても嬉しい。

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結果にこだわらない社会人にも需要があるらしいです

結果にこだわらない社会人にも需要があるらしいです

先週、年に何度かある偉い人との面談のうち、1番大きなものがあって

と言われた。

きっと3割増しで言ってくれてるんだと思いますが、仕事の成果だけでなく、こうやって「仕事に取り組む過程」とか「周りを巻き込む力」を見ていてくれるの、ありがたい環境だなあと思いました。

ただ正直なところ、昔から、担任や部活の顧問とかから同じようなことを言われすぎて、慣れてしまっている。だから正直なところ「ふーんこんな

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「好き」を将来とどう結ぶのか

「好き」を将来とどう結ぶのか

高校生とその親に「この学部でとれる資格はなんですか?」「なんの資格も取れないんですか!?(大学での何かしらの資格を取るべきという要望付)」「この学部の就職率は!?」とよく聞かれる。

学びたい分野がある程度定まっていて、学べる内容もある程度理解していて、その上での質問であればわかるのですが、そういったことを一切何も考えておらず、ただただ聞かれることが本当によくある。



こうやって聞かれた時、

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続、新卒採用面接を担当した子と再会したので

続、新卒採用面接を担当した子と再会したので

これのつづき。

今日は、先週誘って頂いたランチの日だった。

そうしたらわかったこと

・当時わたしが内定を頂いて最後まで迷って蹴ったところ、この子も全く同じところに内定を頂いていて、同じように最後まで悩んで蹴ったということ
(そんなに被るところでもないのに!!)

・学生時代のバイト先が同じだったこと
(学年的に被っておらず、会ったことないので知らなかった!!)

・履いていた靴がたまたまおそ

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新卒採用面接を担当した子と再会したので

新卒採用面接を担当した子と再会したので

昨年の6月下旬のこと。

仲良くさせて頂いている先輩(現人事部)がランチに誘ってくださって、日程調整のチャットをした。

そのやりとりの中で、「そういえば、〇日に最終面接終わったよ。ももちゃんが面接してた子、内定したよ!」と、こそっと教えてくださった。

昨年の夏、社会人4年目は、初めて新卒採用面接を担当したのでした。(ランダムなのかよくわからないけど人事部以外の部署の人にも声がかかる)

それか

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鳩のふりした鷹でありたい

鳩のふりした鷹でありたい

毎日定時で帰ったとしても、平日、1日の大半は仕事で終わってしまう。

平日もゆっくり寝たいし、お風呂もゆっくり入りたいし、料理もしたいし本も読みたいしピアノも弾きたいしヨガもしたいしドラマもみたいしyoutubeもみたいし買い物もしたいし病院も行きたいし

でも時間がないなあ。

とかいって、今日は、朝起きて洗濯して朝ごはん食べて身支度して、通勤して仕事して、夜はピアノを練習しに2時間スタジオにこ

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学歴とはなんだ

学歴とはなんだ

自分が通っていた大学は、学力だけでみると、世の中の高校生の上位10%くらいに位置する人たちが入学できる大学のようです。

もちろん「総合的に」「統計的に」で、学部別、入学方式別、出身高校別、出身地域別にみると随分と変わってくるけれど。

職場で日々関わっている学生たちもそこに位置する人たち。それから、一緒に働いている人たちも、もれなく上位10%以上の大学の出身。

大学時代に出会った友達も、社会人

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仕事のコツは人生のコツ

仕事のコツは人生のコツ


性善説で考えると

仕事で、「決まりごと」をつくることがよくある。

どんなルールにするかを考える過程で

と、その決まりを守らねばならない対象が、善人か悪人か、どちらを前提にするかをまずは決めて、そのうえで判断して議論を進めているのを、社会人1年目の時にみた。

社会人になるまで、そんな風に考えたことがなかったなあと、新しい視点をもらった感覚になった。

「どうせこの人たちはしょうもないことを

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自分の周りをあたたかくすることだけを考えることしかできない

自分の周りをあたたかくすることだけを考えることしかできない

わたしはよく、やるせない仕事があると

「は~転職しよ〜〜♪♫」

と言っている。

後輩もよく

「う〜ん、これは板前コースかもしれません。」

と言ってる。

※ふるさと納税で頼んだ魚で寿司握ったら、世界一美味しかったんだってさ。だから仕事嫌になったら辞めて、板前になるらしい。板前のこと舐めすぎてて好き。

ほとんど誰も転職しない職場だからこそ、こんなこと大声で言えるんだろうけど…

後輩とは

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大学のシラバスは楽しい

大学のシラバスは楽しい

毎日のように大学のシラバスをみる日々です。

12月から4月半ば頃までは、もうめちゃめちゃみる(みるというか作るというか運用するというか)し、それ以外の期間もめちゃめちゃみる。

今、新年度がはじまって色々な対応をしている真っ最中なんだけど、「わたしは〇〇について勉強したくて、シラバスを確認するとこれが当てはまったんですけど他に何かいい授業ありますか」とか具体的に聞かれたりすると、よくシラバスを読

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