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旅と暮らしのエッセイ。暮らすように旅する日常 🕊

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暮らすように旅する滞在記。ADDressで、家を持たない多拠点生活をしていたときの記憶です。旅先での日々の暮らしから芽生えた感情や気付きを綴っています🕊
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ミニマムな暮らしのために心がけている5つのこと

ミニマムな暮らしのために心がけている5つのこと

みなさんは、「年に1度のとても大きな幸せ」か「ささやかだけど毎日の小さな幸せ」どちらを感じていたいですか?

もちろん、正解はありません。大きな幸せのために頑張る人もいるし、大きな喜びを感じられなくとも日々に小さな幸せがあればいいという人もいると思う。

ちなみに私は後者の「ささやかな日々に小さな幸せを感じていたい」と思うタイプです。すなわち、ミニマムに暮らして小さな幸せをたくさん感じること。自分

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じわじわと”好き”が深まっていく街

じわじわと”好き”が深まっていく街

私はいま、家を持たずに日本各地で旅するように暮らす、多拠点生活をしている。それは、言い換えてみると「好きな街を探す旅」とも言えるかもしれない。

半年間いろいろな街を巡ってきて、ふとした瞬間に心を奪われるほど好きになる街がある。まるで恋をしているかのように、その街のことをもっともっと知りたくなるし、もっともっと好きになりたい、と思ってしまう、そんな街。

今までADDressのサービスを使いながら

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余白を楽しみ、過程を味わうこと

余白を楽しみ、過程を味わうこと

私の人生に「速い」や「効率」は必要ないなあ、と感じたのは新幹線に乗って次々と移り変わる景色を眺めていたときのこと。速い、速すぎる、と感じながら東京から福岡の道のりを新幹線で移動していたとき。

今日は速すぎるスピードで日本を駆け抜ける新幹線に乗りながら考えていた、人生を豊かにしてくれるもの、価値観について。

私の人生を豊かにするもの

「人生を豊かにしてくれるもの」って、人によって全然違ったりす

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「知らない街」が「好きな街」へと変わる過程を楽しむ

「知らない街」が「好きな街」へと変わる過程を楽しむ

2月下旬、神奈川県秦野市鶴巻温泉に滞在した。「秦野市」も「鶴巻温泉」も、そこに滞在すると決めたときまで、名前すら聞いたことがない街。

ダーツの旅のようにぽーんと向かって、地域に触れ、地域の人に触れ、魅力を存分に味わう。そんな、「名前も知らなかった街との、偶然の出会い」について振り返る。

名前も知らなかった街へ旅する私はいま、「ADDress」という日本全国定額で住み放題のサービスを利用して、家

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気分に合わせて「暮らし」を変える

気分に合わせて「暮らし」を変える

みなさんは、「理想の暮らし」と聞いて思い浮かべるような暮らしはありますか?

こんな生活もいいし、あんな生活もいい、そうやっていろいろとイメージするかもしれません。とはいえ、あえて1つにしぼらなくてもいいと思うんです。

暮らしを気分によって変えること「理想の暮らし」の「理想」とする部分って、そのときの気分やまわりの環境、自分自身の感情などで日々変化していくもの。

たとえば、仕事に疲れているとき

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移動することで見える、新しい景色と新しい出会い

移動することで見える、新しい景色と新しい出会い

自分自身のコンフォートゾーンを飛び出すと、また新しい景色と新しい出会いに恵まれる。今日はそんなお話です。

コンフォートゾーンのなかの私

コンフォートゾーン、すなわち「私自身の心地いい空間」。私は「何かをはじめる」「行動を起こす」ときに「私自身が心地いいかどうか」を基準として行動を選択するようにしている。

「私が自分らしく、心地よくいられるか」という心地よいセンサーをかかげて、それを判断基準に

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「暮らしたい街」の基準

「暮らしたい街」の基準

暮らしたい街の基準について、ずっと考えている。「暮らしたい街を探したい」「住みたいと思った街に移住したい」とは感じているものの、じゃあ「暮らしたい街って?」と聞かれると即答できない。

とはいえ、私は「移住先を探す」という動機で多拠点生活をしていて、旅をしながらも「この街で暮らしたら、どんな生活が送れるかな?」という基準で日本全国の街を渡り歩いている。

のに、結局「暮らしたい街」という定義にまで

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【多拠点生活】1日のスケジュール~仕事ver~

【多拠点生活】1日のスケジュール~仕事ver~

私はいま日本全国定額住み放題サービス「ADDress」を使って、家を持たない「多拠点生活」をしています。日本全国、あちこちの街で暮らすように旅をするライフスタイルです。

「旅をしながら暮らす」、このライフスタイルを送っていると、

「どんな1日を送っているの?」
「移動ばかりで疲れない?」
「仕事はどうしているの?」

など、いろいろなことを聞かれるようになりました。

そこで、「旅をしながら暮

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2021年「暮らした街」を振り返る

2021年「暮らした街」を振り返る

2021年の10月~12月の3ヶ月間、日本全国定額住み放題サービス「ADDress」を使って、日本全国の街を暮らすように旅してきた。多拠点生活のなかで出会った、どの街も素敵だったし、新しい人・景色・感情と出会えてとても幸せな時間だった。

そんな「2021年、暮らした街」を振り返っていく。「暮らした街」の定義が曖昧すぎるけれど、ここでは「1週間以上滞在をした街」で区切ろうと思う。

「1週間以上の

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【家を持たない旅暮らし】リアルなお金の話と価値観の変化

【家を持たない旅暮らし】リアルなお金の話と価値観の変化

わたしはいま、家を持たずに日本全国を旅しながら生活をする「多拠点生活」をしています。

旅をしながら、生活をする。
生活をしながら、旅をする。
仕事もするし、観光地巡りもするし、スーパーにも行く。

そんな、旅と仕事と生活が混在したライフスタイルです。

(わたしの多拠点生活への想いやきっかけは下記のnoteで語っています。)

多拠点生活をはじめてから、「旅暮らしの家計簿」として、毎日の出費を細

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海について

海について

「海が日常のなかに溶け込んでいる暮らし」
これが、私にとっての憧れの暮らし。

今日は、海なし県で生まれ育った私の、執拗なくらいの海に対する憧れについて。

旅をしながら暮らす、多拠点生活をしていてやっぱり思うのは、海が生活に根付いている街に憧れるということ。決して泳ぎに行きたいわけではなくて、毎日の生活の余白に「海を見に行く」という習慣が欲しいだけ。

だからこそ、そんな習慣をつくれる海の近い街

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