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考えること

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#スタエフ村

現代における児童相談所〜世間から見る目が変わってしまったこと

現代における児童相談所〜世間から見る目が変わってしまったこと

先日学んだことで
児童相談所が、相談する場所でなく、監視する場所になってしまっているということ。改めて納得した。

親が子育てをするのは当たり前だと言う自己責任論も
児相が監視役みたいになって応援役でなくなることで
親を追い詰める事に繋がって、
果てには少子化に繋がっている。

子育てがしにくい社会的問題はいくつもある。その中で、虐待とみなされる行為を通報によって監視するに留まらず、子育て支援にも

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今の保育園に必要なこと

新しい保育園に勤務し始めて1週間が過ぎました。過去の2園は社会福祉法人でしたが、今回は、株式会社の保育園を選びました。色々と違いを感じています。
私は福祉を学んで来なかったし、教育分野での学びしかなく、社会的養護に興味を持ってからは独学や勉強会で学んでいるだけなので、福祉業界に関しては新参者です。

平成30年に保育士免許を取って、気付けば保育園も3箇所目の経験になりますが、保育士の古くからある奉

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最低人数の配置基準と現場の保育士たちの意識

最低人数の配置基準と現場の保育士たちの意識

私はパート勤務の保育士なので、フリーで動くことが多い。今の保育園を含めて3ヶ所の保育園勤務での共通点だ。保育士の数が少ないところへ入ることが多い。

そんな時、どのクラスも人数が満たされていて、他の仕事を任されることがある。それが例えば急いでいる作業なら理解出来る。でも仕事を探すことも稀にある。

そんな時いつも思う。

配置基準でさえ最低人数、異常に少ない人数だと思うのに、現場の保育士もその最低

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メッセージを誰に伝えたいのか

メッセージを誰に伝えたいのか

言葉によるメッセージは危険と表裏一体

誰がどんなタイミングで誰に届けたい言葉なのかを

明確にしておかないと大きな誤解が生じる

出したメッセージを向けた人以外の人が読んだ時、聞いた時、

どんな印象を持たれるのか

言葉って怖い面がある

そのメッセージの対象が誰なのか、

それを意識しながら発信する必要があると感じた

HSPというワードの乱用に対する危険性について思うこと

HSPというワードが広く知られるようになったのは、いつ頃だろう。

少なくとも私が自分がそれに当てはまるのでは?と友達に聞いて調べたのがちょうど1年前の2020年2月だった。

HSP判定は自己診断でするもので病気ではないので、病院のお医者さんに告げられるものではない。あくまでも各チェック項目を自分で当てはまるかどうかチェックして行って、合計点数で判定する。合計60以上だとHSPの気質を持っている

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自分で自分が分からないかもしれない〜男性脳と女性脳に翻弄される私

自分で自分が分からないかもしれない〜男性脳と女性脳に翻弄される私

男性脳と女性脳とでは、生物学的に見て大きく構造が違う。

昔、私が手にした本で大いに影響を受け納得した本があり、それを思い出し引っ張り出して来た。

黒川伊保子さんの著書「行為を紡ぐ男性脳、言葉を紡ぐ女性脳〜LOVE brain」である。ここにその生物学的に見る男性脳と女性脳についての違いが細かく書かれ、その観点から、双方の気持ちのズレ、感情のズレ、理解し合えない部分についての捉え方について、明確

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別れは苦手

別れは苦手

私は、人と別れると言う出来事が以前から苦手だ。

色々な別れ方がある。

仲良くしていた人が遠くへ引っ越して行ってしまう場合。

付き合っていた人とお別れする場合。

大事な人が命を落とした時・・・。

いくつもの出会いの数だけ、いくつもの別れがある。

それは当たり前のことで、避けては通れない。

でも何度経験しても私は、そのどのパターンに於いても苦手だ。

悲しい気持ちがなかなか私の中から離れ

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仲良くしたい気持ちと掴めない人の心

仲良くしたい気持ちと掴めない人の心

言葉を多く交わさなくても、時間をそれ程かけなくても仲良くなれる人達が居る。お互いがお互いに良い印象を持ち、ネットの中でも現実社会でもすぐに仲良くなれる。そんな場合、相手に対して好意を持っているので、双方がそれを素直に表現出来たなら、とても明るい関係性が出来る。

それとは反対に、一方的に面白い方だな〜仲良くなりたいな〜、何かわからないけど惹かれるなぁ〜と思う場合、相手の方は自分のことをどれ程目に止

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長く過ごした経験から成り立つ感覚を変化させることの難しさについて

長く過ごした経験から成り立つ感覚を変化させることの難しさについて

時代の急速な変化に伴って、世間の価値観も大きく変わって来ている。

特にインターネットの普及や人口の都市集中化による地方の過疎化、本格的に貧困家庭という問題も我が国日本には出て来て、戦後の立て直しに集中していた当時の日本と現在とでは大きく進む方向が異なっている。

そんな中、教育や保育に関しては、指導要領が改善されない点が未だ多くあるなど問題は山積しているが、時代は大きく変革している。

価値観の

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HSPという概念に縛られないこと。囚われないこと。

HSPという概念に縛られないこと。囚われないこと。

昨年辺りからこのHSPと言うワードをよく耳にするようになり、私自身もこの気質に当てはまることが分かった。それによって今までの生きづらさの理由が明確になり、色々なことが腑に落ちて、私はとてもすっきりとした。そして、その対処法や過ごし方のコツなどを考えるようになり、このnoteでも何度か書いている。

それから1年ほど経って思うことがある。私は、Stand.fm(通称スタエフ)という音声アプリを利用し

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自分に優しく振る舞うことが、人を傷付けていることもある。

自分に優しく振る舞うことが、人を傷付けていることもある。

最近の投稿に共通して言えることは、自分に優しくの定義なのかもしれない。私はその定義について、とても悶々と過ごしている。

自己防衛はとても大事だと前の投稿で書いた。私は自分で自分を守ることを考えることがある。壊れる前に自分を守る。それは、自分ひとりで行う。

誰もが皆、自分に注目する時、周囲の感情や状況を返り見ることは出来ない。自分のことで精一杯だからだ。

時には周囲からの情報や関係性を断ち切っ

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自己防衛とは自分で自分を守ること〜その為にするべきことは何か(HSS型HSPの私の場合)

自己防衛とは自分で自分を守ること〜その為にするべきことは何か(HSS型HSPの私の場合)

人の悩みの大半は、人間関係から来ていると言っても過言ではないのではないでしょうか。もちろんそればかりではありませんが、今回は人間関係に焦点を当てて、自己防衛の必要性についてまとめてみたいと思います。

私はHSPの気質を持っているせいか、たまに人間関係のちょっとした出来事に敏感に反応してしまい、ひどく疲れてしまうことがあります。そんな時は、普段はスルーしてしまえることが引っかかってしまうようです。

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50歳になった今、私が必ずありたい姿。

50歳になった今、私が必ずありたい姿。

子育てがひと段落ついた今、私があるべき姿、こうありたい姿は色々とあるけれど、今回の投稿ではある一つのテーマについてまとめたい。

もしかしたらそれは全てに共通していることかもしれないけれど。

いつか私も命を終えていく・・・。それがいつなのか分かれば苦労はしない。分からないからこそ、一日一日を大事に一歩一歩前へと歩いて生きている。昨日も今日も明日も違う。

私の焦点は、一日一日少なくなっていく私の

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共感性の強い人〜共依存は克服出来るか?

共感性の強い人〜共依存は克服出来るか?

私は物心ついた頃からとても共感力の強い人として生きていた。

人の嬉しい気持ちばかりか悲しい気持ち、苦しい気持ちまで察してしまって、まるで自分のことのように同じ気持ちになる。

時にそれは、相手に励ましを分けることも出来るが、時に自分のバランスを落としてしまうことがあった。共依存だ。

私は、自分の性格からか、弱っている人や頑張ってるけれど抜け道が見つけ出せない人、孤独に彷徨っている人の力になりた

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