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日々の泡

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日々思いついたこと、考えたこと、害にも薬にもならない話をとりとめもなく書いています。
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記事一覧

「ご理解いただけていない」ことが、ご理解いただけていない

「ご理解いただけていない」ことが、ご理解いただけていない

衆院選惨敗についての石破首相のコメント。

別に言葉尻を捉えるようなことはしたくない。
しかし、「全くご理解いただけていない」、この言い方には納得できない。
何だか、こちらの理解力が足りていないかのような言い方。
普通、「まだ、ご理解いただけていないようですね」は、相手を見下ろして口にする言葉だ。
「私たちは充分に改正するべきは改正して、やるべきことはやっているのに、国民には少し難しすぎたのかなあ

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光る君へ〜平安の美魔女と美悪魔

光る君へ〜平安の美魔女と美悪魔

今年もNHKの大河ドラマを見ている。
「光る君へ」
ドラマもいよいよ大詰めを迎え、放送も残すところあと6回。
そこで少し気になる事があって調べてみた。
紫式部と藤原道長、ドラマの中では結構年数が経っているが、2人ともいつまでも若すぎないか。

現在放送中のところでは、紫式部が40歳前後、藤原道長が47歳あたり。
平安時代の平均寿命は男性が50歳、女性が40歳と言われている。
ここから計算すると、紫

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先生が足りません

先生が足りません

こんな記事を読んだ。

長野県のある小学校で担任を受け持つ男性教諭が育休を申請したところ、校長から「代替え教員を探すのが難しい」と難色を示されたというもの。
長野県の公立校は教員の不足数が過去最多となっているらしいが、恐らくこの状況は他府県でも同じではないだろうか。

教員不足の原因は、育休や産休やその他の原因で休みをとる教員が増えたことに加えて、成り手が減っていることだ。
結局、成り手がいないか

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投票率について

投票率について

総選挙も終わり、自民党が大きく議席を減らす一方、野党が躍進した。
さて、今回の投票率は53.85%で、戦後3番目の低さらしい。
3番目と言うのが、どう捉えるのか微妙なところ。
しかも、過去最低が平成26年、2番目に低いのが平成29年、さらに4番目に低いのが令和3年と、過去10年にワースト4が連続している。

ではそれまでの投票率ってどうだったのだろうか。

見てみると、戦後から平成5年あたりまでは

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アジアの片隅で

アジアの片隅で

投票した夜には必ず聴きたくなる曲です。

間も無く開票速報です。
おっと、その前に「光る君へ」
今日は19時10分からですよ。

見ずに書く、TBSのドラフト会議番組について

見ずに書く、TBSのドラフト会議番組について

今年もTBSがドラフト会議の特集番組を放送した。
僕は昔からこの番組に反対の立場だが、楽しくご覧になった方に何か言いたいわけでは決してない。

とにかく、ほんのひと握りの選手にスポットを当ててて、まるでタレントのように持ち上げて、家族まで引っ張り出して、そんな構成に僕は反対だ。
もちろん、彼らがそこに至るまでには、並々ならぬ努力と苦労があっただろう。
家族の協力も当然ある。
決して才能だけでドラフ

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今更ですが、クライマックスシリーズについて

今更ですが、クライマックスシリーズについて

今更だけれども、クライマックスシリーズって必要?

今年のセリーグは、リーグ優勝のジャイアンツを3位のベイスターズがクライマックスシリーズで破り、日本シリーズ進出を決めた。
2位、3位からの突破は今回で7例目とのこと。
意外に多いやん。

でも、これって、優勝チームのファンにとっては納得できるだろうか。

僕の妻は、ジャイアンツファンでもベイスターズファンでもないが、昨日はしきりに、
「こんなん、

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小選挙区のこと

小選挙区のこと

小選挙区と比例代表の違い。
もちろん、わかっている。
小選挙区は人で選び、比例代表は党で選ぶ。
簡単に言うとそういうことだ。

でも、これ、最初からこの人と決めた立候補者がいる場合にはいい。
その人が何党であろうとこの人に投票するし、その人が所属する党を応援する。
そんな人は迷うことはない。

しかし、僕の場合は、党は決めているが、個人的に応援したい人はいない。
だから、その党の立候補者に投票した

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ジョーカーは誰なんだ〜映画「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」

ジョーカーは誰なんだ〜映画「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」

公開から1週間になるし、このnoteでも多くの記事が書かれている。
映画の内容については、そちらを見ていただいた方がいい。

さて、その記事を見ていただければわかるように、賛否両論あるようだ。
ただ、僕は見た映画は、どんな映画であってもつまらないとは思わないようにしている。
その映画と自分が出会ったことを、自分の世界の中にその映画がひとつの出来事として立ち現れた、そう思うようにしている。

こう書

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マー君腰をいわすの巻

マー君腰をいわすの巻

若い頃から腰痛持ちで、今でも年に一回か二回は腰痛に襲われる。
軽い時には2、3日で治るが、長い時には1週間を越える。
程度もさまざまで、動き出す時にだけ痛みを感じることもあれば、歩くのもつらい時もある。
若い時には、トイレでしゃがむのも辛かったりしたが、加齢は痛みも和らげるのか、そこまでのことはなくなってきた。

関西で、「腰をいわす」と言う。
調べると、「関西方面の方言で、腰を痛めるの意味」と出

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新幹線のリクライニング

新幹線のリクライニング

今朝の読売新聞のコラム「編集手帳」は、脚本家の三谷幸喜の、新幹線のリクライニングを倒す時に小心で声をかけられないので、ほとんど直角の姿勢のまま東京ー大阪間を往復するというエッセイを紹介して、新幹線開業60周年を伝えている。
このリクライニングシートを倒す時に声をかけるかどうかについては、いろいろと論争があるらしい。
個人的には、倒せるようにできているのだから別に声をかける必要はないと思っている。

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子猫も笑うことありき

子猫も笑うことありき

昨日の夕方、仕事帰りの妻と待ち合わせをして食事をした後、モールの中のカフェに行った。
そこでは、今に始まったことではないが、高校生が、男子女子それぞれ、参考書とノートを広げて勉強していた。
また、資格試験対策だろうか、イヤホンをしながらテキストを開いている人もいる。

僕が高校生の頃は、勉強するのは自宅か、友人宅、せいぜい図書館。
喫茶店で勉強するなんて考えはなかった。
喫茶店は女の子とレスカを飲

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いきなりレクサス、かよ

いきなりレクサス、かよ

僕は経済のことはよくわからない。
株のことも、円相場のことも詳しくはない。
でも、最近、あまりにもそのニュースが大きく取り上げられているのが気になって仕方がない。
もちろん、重要なことではあるのだろうし、投資家にとってはそれこそ飯の種だ。
最近は国も年金を諦めて投資をすすめている関係で、NISAなどを始めている人も多い。

しかし、経済って、そんなことでは、少なくともそんなことだけではないと思うの

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テレビに素人が復活する日

テレビに素人が復活する日

もう今更という感じではあるけれども、最近、視聴者参加番組が少なくなったなあと思った。
コロナの影響もあるのだろうが、それだけでもないだろう。
スタジオ観覧などは、いろいろな番組で復活している。
コロナ以前から、もうそんな番組は無くなっていたような気もする。

以前はクイズ番組や歌番組など、テレビは出るものと思っている視聴者もいたのではないだろうか。
それくらい、たくさんあった。
思いつくままに書い

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