マー君腰をいわすの巻
若い頃から腰痛持ちで、今でも年に一回か二回は腰痛に襲われる。
軽い時には2、3日で治るが、長い時には1週間を越える。
程度もさまざまで、動き出す時にだけ痛みを感じることもあれば、歩くのもつらい時もある。
若い時には、トイレでしゃがむのも辛かったりしたが、加齢は痛みも和らげるのか、そこまでのことはなくなってきた。
関西で、「腰をいわす」と言う。
調べると、「関西方面の方言で、腰を痛めるの意味」と出てくる。
でも、これは正確ではない。
例えばこんな会話。
「マー君さん、どうしたんですか」
「ちょっと、腰いわしてな」
これは、単に「ちょっと、腰を痛めてね」と言う意味ではない。
「ちょっと、腰痛めてしまった。やってしまった。しくじった。だから、今日は、あまり動けないけれども許してね。ごめんなさいね」
これだけの意味が、ここには含まれているのだ。
幸い今回は、軽そうなので2、3日で痛みはどこかに行ってくれるだろう。
僕の場合には、背中から腰の筋肉を伸ばすことで回復していく。
腰痛にもいろいろあって、治療方法も合う合わないがあるようだ。
いずれにしても、無理をしないのがいちばん。
会う人ごとに、
「腰をいわしました」
と言っておけば大丈夫。
関西人ならね。
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