2023年9月の記事一覧
やはりターナーは別格 テート美術館展
国立新美術館の「テート美術館展 光 ターナー、印象派から現代へ」を見てきました。
国立新美術館は初めて行きました。
いまさら?と言われそう😅
外観はこんな感じです。
間近で見るとやや汚れて見えなくもない外壁でしたが、こういう無機質っぽいデザインがモダンとされるのが日本らしいですね😅
ターナーは好きな画家。2作目に書いた小説でターナーの絵がプリントされたTシャツを着た美大生を登場させた
マナー再考〜私のマナーはあなたのマナーではない
先日の美術鑑賞の記事で、「『美術館内はボールペン使用禁止』と知らなかった」と書いた。
「え? そんなことも知らなかったの?」
と思った人もいるかもしれない。
理由を調べたらシャーペンは芯が折れて飛ぶ、ボールペンもインクが飛び散るなどが原因で絵画を破損させうるからだという。
今まで自宅などでボールペンを使ってインクが飛び散ったことはなく、まして絵のすぐそばで使うつもりもなかったのでその発想
“現代のマーラー”久石譲のマーラーに感じた失望
サントリーホールで新日本フィル定期を聴いてきた。
久石譲: Adagio for 2 Harps and Strings(世界初演新作)
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
指揮:久石譲
このコンサートはとても楽しみにしていた。私は久石さんを勝手に「現代のマーラー」と呼んでいる。作曲も指揮もする人は多いが、サロネンやスクロヴァチェフスキは「作曲もする指揮者」だし、ペンデレツキやオリヴァー・ナッ
【妄想レビュー】フジコ・ヘミング 卒寿のゴルトベルク
トッパンホールでフジコ・ヘミングのピアノ・リサイタルを聴いてきた。
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
現在90歳のフジコ・ヘミングが初めてバッハを披露する(それもゴルトベルク!)というので慌てて買ったチケット。予想通り、チケットは即日完売である。
全席20000円というのはさすがフジコという感じだが、バッハを聴けるのは最初で最後かもしれないと思い、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入した(ちなみに
現代におけるベートーヴェン演奏の難しさ
東京交響楽団のライブ中継を見た。
東響は定期演奏会をニコ生で無料ライブ配信している。
これは画期的な試みだ。N響ですらライブ映像の配信はしてない(ラジオのみ。それも収録が増えてきた)。
無料の恩恵にあずかりながら不満を述べるのは無粋だが、今日のロレンツォ・ヴィオッティ指揮の「エロイカ」(ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」)は聴いていてストレスを感じる演奏だった。
まだ33歳の若手だから仕方
障害者手帳によるオーケストラの割引制度【全国版】
【2024/8/25更新】
あまり知られていないかもしれませんが、障害者手帳を使ったオーケストラの割引制度についてご案内します。
障害者手帳は東京でしたら都営交通が無料、映画が1000円、国立公立の美術館が無料といったサービスが受けられます。
割引制度を用意しているオーケストラは意外と多いのに、自治体のパンフレットに書いてあることはまずありません。
私が実際に割引を使ったことのあるオーケス
未来のコンサートなのに、さも聴いたかのように感想書いてみる実験
横浜みなとみらいホールで、日本フィル横浜定期を聴いてきた。
ブラームス:ドイツ・レクイエム op.45
指揮:園田隆一郎
ソプラノ:砂川涼子
バリトン:平野和
合唱:日本フィルハーモニー協会合唱団
最近神奈川まで聴きに行くことが増えたが、みなとみらいホールは都営交通が絡まないから往復交通費の分1500円くらい上乗せになるんだよなぁ😂
とはいえ、日本フィルさんは障害割だとS席も1500円で