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10月26日(火)、第1137回 「計算式」

他人様へ何か良いことをして、

嫌な気持ちになるひとは、

誰一人おりません。


にもかかわらず、

それができないのは、

「損得」

というものがあるからです。


何かにつけて、

「損する」

「得する」

と考える。


要するに、


自分のために人がしたこと

-(引く)

人のために自分がしたこと

=プラスか?、マイナスか?

という考え方です。


計算式で書くと、

真実というものがわかります。


つまり、


「自分のために人がしたこと」

が先にあるから、

まぁ、

わたくしが何をしようが、

計算の結果はマイナスになる、

ということ。


だからね、

この計算式を、

ころっと変えるのが、

コツなんです。

人のために自分がしたこと

-(マイナス)

自分のために人がしたこと

=プラスか?、マイナスか?


これだったら、

わたくしが何をしようが、

計算の結果は、

ずぅぅぅーっと、

プラスになる。


あっ、

ごめんなさい、

ひとつ、

大切なことを、

言い忘れました。


この計算式から導かれる答え
は、

「得」ではなくて、

「徳」でしたね。


感謝、合掌
慈永

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