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ストレスと双極性障害を乗り越えるヒントが詰まった1冊!『双極性障害Ⅱ型の人のためのストレスを溜めない10の方法』|七草みずきさん7冊目の本

七草みずきさんの本を読みましたので、今日は本の紹介です。ぼくはこのシリーズが好きなのでよく読んでいます。なんとシリーズ7作目のようです。全部で11作あるようなので、ここまで来ると最後まで読みたくなっちゃいますね!

双極性障害2型をきっかけにメンタル不調に対してさまざまな切り口でお話してくれるので、いつも楽しく読ませていただき勉強もさせていただいております😊

1作目~6作目まででメンタル不調に向き合い、最初は自分自身、次に家族、そして仕事はどうするか、老後はどうするかなど、だんだんと関係の輪を広げるように描かれてきました。
今回は、双極性障害の方がよりよく生きるために、ストレスを溜めないコツを伝授してくださってます。

作順にタイトルを付けるとこんな感じです。(無断で勝手に命名~)
1作目:ご本人のメンタル不調への向き合い方
2作目:ご家族のメンタル不調への向き合い方
3作目:仕事を休んでメンタル不調を直す時の心構え
4作目:仕事を休まずにメンタル不調を直す時のコツ
5作目:老後を視野に入れたメンタル不調の付き合い方

6作目:メンタル不調を武器に多岐の作品をかき分けるWEBライター処世術

7作目のタイトルをつけるとしたら、、、
双極性障害を乗り切るためのストレスの貯めない方法」
でしょうか。

七草みずきさんによる本のご紹介

当時は2冊同時に出版されていたのですね。少し体調が悪い中書かれたようです。お疲れさまです。無事出版できてよかったです。本を書くのって大変な時もあるよね。と思いました。いつも体調が良い時ばかりではないですから💦。

本書を読むことでストレスを溜まりやすい場面がよく分かりました。では、本書の内容と感じたことを少し書いてみたいと思います。

双極性障害の特徴|完全には治らない|寛解を目指すべき

双極性障害について重要ポイントだと思います。七草みずきさんはシリーズを通して訴えられています。

双極性障害はとても元気の良い状態と、とても沈む状態があります。それぞれ躁の状態、鬱の状態を行ったり来たりするのが双極性障害です。

一方鬱病は、とにかく沈みます。
鬱病は治療が可能で、治ると鬱状態になることはなくなります。

しかし、双極性性障害は治すのは難しいようで、何もしないとどうしても躁か鬱に傾いてしまうようなのです。なので目標としては寛解といって、躁でもなく鬱でもない状態をキープすることがポイントとなるようです。

その釣り合うポイントを見つけて、薬やセルフマネージメントによってキープすることが双極性障害とうまく付き合うコツなのだそうです。

寛解期でも、強いストレスを受けてしまうと、比較的簡単に鬱転したり、躁転したりするようです。そうなると慣れていてもしんどいですので、ストレスに対して耐性を獲得する以上にストレスをかけない生活の仕方が重要なのです。

まずは、ストレスサインを見逃さないこと

ストレスを避けるには、ストレスを感じているときの状態を自分自身で理解する必要があります。そうしないと、自分がストレスにさらされているかわからないこともあります。

ストレスを感じているとき、自分がどういう状態にあるかを見極めて、「あ、今自分ストレス受けているかも」と気づけるようになることが大切です。

本書が解説するストレスを受ける場面10個

目次より列記をしたいと思います。
・受験シーズン
・恋愛
・就職と面接
・職場の人とコミュニケーション
・お金感情
・結婚生活
・妊娠期
・子供との付き合い
・周囲の人との関係
・自分が中心か外か

これら10のストレスを受ける場面と対処方法を丁寧に書かれています。
少し、本書を読んで特に共感した部分を深堀してみたいと思います。

ポジティブなこともストレスになり得る

本書ではイベントごとでストレスを受ける場面とそのやり過ごし方が解説されています。ポイントはストレスを受けるのは必ずしもネガティブなことだけではないということでしょうか。

例えば、恋愛真っ最中なときは、幸せの中にいると思いますが、それでも相手がいることなので、思い通りに行かないことや、自分とは合わないことに気を揉んだりします。幸せから発生することもストレスとして捉えられることもあります。

確かに彼女がいなかった頃は羨ましい、早く自分も欲しいと思っていましたが、いざできると幸せの中にも、なんかヤキモキすることもありましたねぇ・・・。(体験談・・・笑)

大切な物事を決定するときは、軽躁状態を避けるべき

軽躁状態での大切なものごとの決心は避けるべき!とも本書では主張されていました。軽躁状態は本人からすると無敵と勘違いする時期のようです。何でもできてしまう怖いものなし状態です。頭も冴えている状態で、即断即決で判断が速い状態です。しかし、後でみると軽率な判断になっていることが多いようです。

あとで、取り返しのつかない後悔をしないように、軽躁状態での物事の決定は止めた方が良さそうですね。避けるためにも自分が今どういう状態か客観的に分かっていることが重要ですね。

自分も絶対自信をもって決断したことを後になって後悔したことがあります。その時は後で考えるとどう見ても冷静ではなかったです。今はすごく自信がある状態だけど、そういう時こそ注意すべきと察せられる力が重要なのだと思いました。

ストレスはたまり最後に爆発する|爆発する前に対処しよう

ストレスを多少受けても、人は耐えることができます。ただ小さなストレスでも受けると溜まっていきます。溜まったままにするとどんどん溜まっていき、最後に大爆発を起こします。

爆発してしまうと、人間関係や自分自身にダメージを深く負ってしまうので、そうならないようにたまったストレスは発散が良いようです。例えばパートナーと本音で話し合える環境作りもストレスの発散になります。

ぼくの経験は、泣けてくるときは相当ストレスが溜まっているのかなと思います。最近はそういうことはないのですが、そうならない為にも、例え解決しなくても思いは伝えることが大切なんだと考えるようになりました。

まとめ:ストレスを察知して貯めない生活を送ろう

今回は、『双極性障害Ⅱ型の人のためのストレスを溜めない10の方法』を紹介してみました。最近メンタル不調でストレスがたまり気味の方におすすめの一冊だと思います。

ストレスはなかなかゼロにはできないけれど、どんな場面でストレスが溜まるかを知っておくことは重要だと思います。原因が分かれば対策ができます。原因がわからないことはストレスにやられ放題です。

是非とも、対策をとれる状態にしてストレスサインを見逃さないようにしたいものですね。

3行日記:年末ですね

少し前に年が明けたばかりと思ってましたが、もう年末です。1年があっという間に過ぎて行きます。1日1日大切に生きているつもりなのですが、それでも早いですね・・・。そろそろ1年のまとめの時期ですね。
あ、あんまり変わってないかな💦

1年前:書くことが楽しく感じていたようです

今でもそうですが、書くことが楽しくなってきたようです。今でも書くことが楽しいです。たしかにその日調子よくかけるときもあれば、全然書けない・・・こともないのですが、苦戦することもあります。

いつまでたってもスラスラかけるなぁとはなりません。でも、そんな悩むことも楽しいと思えるようになってきました。1年前の自分と対話できるようで、この1年前タグもいいですね。(自画自賛笑)あ、話がそれましたね🙇

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