Iliopsoas

運動、健康、美容の情報、ヨガ、インド舞踊、インド哲学等に興味があります。

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最近の記事

呼吸は「吐く力」よりも「吸う力」が大事

私が呼吸で気をつけてることをザックリ言います。  腹式呼吸で大事なポイント3つ。 1つ、横隔膜から上の上体をリラックスして、気道を広く保つ。 2つ、横隔膜から下のインナーマッスルを総動員して、横隔膜を下げる方向性に保つ。 3つ、上記をラクチンに出きるような、良い姿勢を保つ。 です。 まず、例え話として、「ビニール袋」を想像してみます。 ビニール袋に空気を入れます。 空気が漏れないように、口のところを手で押さえときます。 手を離したら、ビニール袋の口が開いて、

    • 首の前側を伸ばすストレッチ②斜角筋

      ~前回のあらすじ~ 首の後ろ側、背中がこってるように感じても、原因は首の前側や側面の筋肉の短縮にあるかもしれません!? 後ろ側の筋肉は、いつも重力にさからって頑張ってるし、後ろ側には重要な神経の通ってる背骨があります。 なので、後ろ側の緊張は不快感として感じやすいものと思われます。 不快感を感じやすいからといって、後ろ側の筋肉をストレッチしたら良いとは限りません。 本を読むとかスマホを見るとか、日常的に上体は前傾しやすく、後ろ側の筋肉は伸ばされたまま緊張します。

      • 自室でできる心拍数の上がる有酸素運動 器具なし

        雨の日とか外に出たくないときに。 自室でやると良さげな、心拍数の上がる有酸素運動です。 スクワットとかやっても、簡単には心拍数上がりません。 心拍数を上げたいときにこれをやります。 「なわとび」を自室でやりたかったけど、 ジャンプするとうるさいからどうしよ…と考えてて思いつきました。 やり方。 壁と向かい合って立ちます。 壁との距離は30センチくらい。 手で壁に軽くタッチします。 その場で軽く弾んで、ジャンプをくりかえします。 しかし、つま先は離さないで

        • 「私は誰か?」と問う瞑想

          ラマナ・マハルシというひとが、 『「私は誰か?」と問いながら瞑想すると良い。』 と言ってるらしいことを聞き及びました。 ヨガ友の村山さんが言ってました。 ラマナ・マハルシというひとについてよく知らないし、本も読んだことないです。 又聞きの知識だけなんですが。 ちょっと(15分くらい)実践してみて、感じたことを書きます。 「私は誰か?」と私は尋ねます。 (瞑想中の思考) 誰ってなんやねん。 よくわからんし。 抽象的すぎてシックリこない。 「私はどこか?」

        呼吸は「吐く力」よりも「吸う力」が大事

          首の前側を伸ばすストレッチ①胸鎖乳突筋。

          首の前側を伸ばすことの重要性について言ってるひとがいました。 神経、血管、気管、内分泌腺など、首の前側には重要なものがいっぱいあるそうです。 それに、私が最近言ってる「前側短縮理論」で考えてみても、 首の前側が短縮してると、頭が前に前に行こうとして、結果的に背中側がこります。 自覚症状の出やすいのは、背骨の神経があって、重力に負けまいといつも頑張ってる背中側。 首の後ろ側は大事、とはよく言いますが。 首こり、頚性神経筋症候群の話でも、首の後ろ側の筋肉な名前はいっぱ

          首の前側を伸ばすストレッチ①胸鎖乳突筋。

          ヒップアップや腰痛の緩和には、筋トレだけじゃなくて、仙腸関節を動かすこと

          仙腸関節は、仙骨と骨盤をつなぐ関節です。 仙腸関節の動作については、諸説あります。 「動かない(昔の発想)」 「ほとんど動かない」 「ミリ動く」 「かなり動く」 あと、「自分の意思では動かせない」「ゆっくりしか動かない」とも聞いたことがあります。 私の体験感覚的には、 「ミリ動く。」 「自分の意思ですばやく動かせる」です。 ドアの蝶つがい(金具)を想像してみます。 蝶つがいの部分だけに注目してみると、小さくて、動作も「チョイチョイ」って感じです。 でも

          ヒップアップや腰痛の緩和には、筋トレだけじゃなくて、仙腸関節を動かすこと

          「鎖骨下筋」をストレッチ!

          小胸筋のストレッチに関連して、鎖骨下筋のストレッチについても言ってみます。 首こり肩こりで自覚症状を感じやすいのは、 背骨の神経が通ってたり、抗重力筋があっていつも頑張ってる身体の後ろ側。 だけど、じつは前側こそ短縮しやすくて伸ばすべき。 という「前側短縮理論」の前側に相当するのが、小胸筋や鎖骨下筋です。 具体的には、ディープフロントアームラインという筋膜ラインで、 親指~親指側の前腕~上腕二頭筋~小胸筋~鎖骨下筋 がつながってます。 なので、鎖骨下筋をストレ

          「鎖骨下筋」をストレッチ!

          あらゆる運動で、姿勢で「背骨を伸ばすこと」が大事。

          ピラティスでいちばん大事なことは「エロンゲーション(背骨の伸長)」といわれます。 「背骨の伸長が大事」といわれても、 「背伸びしたり、懸垂器具にぶらさがったりしたら良いのかな?」と思ったりして、 何が大事か、どう大事か、ピンときづらいかもです。 ピラティスに限らず、いろんな運動や姿勢で、エロンゲーション、背骨を伸ばす意識が大事な理由は? 私なりに解釈してみます。 背骨はつねに重力を受けてます。 重力という上から押してくるものに対して、背骨はつぶれる方向に行きやす

          あらゆる運動で、姿勢で「背骨を伸ばすこと」が大事。

          「小胸筋」をストレッチ!

          「不調のあるひとは、首の後ろのつけねに何かしらの症状が出る場合がある」と聞きました。 理由として、姿勢が悪くて頭が前に出てると、とくに負担のかかる場所だから、というのもあると思います。 猫背がひどいと、背中が丸まるとともに、骨がボコッと出て首のつけねで段差になったりします。 あるいは、姿勢以外の話でも、「頭の緊張は首に出やすい」というのがあると思います。 脳と首は物理的に近いので、意識が緊張してると、首や肩に力が入りやすくなるのです。 腰や足だって、脊髄から出た神経

          「小胸筋」をストレッチ!

          (ヨガ・気功)丹田を意識しても、頭と同調させれなきゃ意味ない、かもしれない

          丹田と頭を同調させる練習。 腹式呼吸しながら丹田を意識します。 丹田の感覚がハッキリしたら、頭を意識します。 「丹田」「頭」「丹田」「頭」「丹田」「頭」…… という風に、素早く交互に意識します。 丹田の感覚、頭の感覚、それぞれ違うと思いますが。 なるべく波長を合わせるような、調和させるようなイメージをもちます。 これを思い付いたキッカケは、隆椎(第7頸椎)です。 後ろのところが隆起してるから、隆椎といいます。 首のつけねの骨です。 「不調のあるひとは、首の

          (ヨガ・気功)丹田を意識しても、頭と同調させれなきゃ意味ない、かもしれない

          腰仙関節と環椎後頭関節はセットで意識する!

          前回に腰仙関節が大事っぽいことを言いました。 また、「背骨の上のほうと下のほうはセットで動いてる」と考えるロベットブラザー(兄弟椎)や、ジンクパターンの考え方でいうと、 腰仙関節と環椎後頭関節は対応関係にあるようです。 とも言いました。 ロベットブラザーでは後頭骨と仙骨が対応してるので、仙腸関節は後頭骨と側頭骨の縫合に対応する、のかもしれません? その辺はよくわからないです。 腰仙関節、環椎後頭関節を別々に意識するよりも、セットで意識したほうが矯正効果が高まるっぽ

          腰仙関節と環椎後頭関節はセットで意識する!

          腰仙関節のストレッチをするときは上位の腰椎の代償を防ぐことが大事

          何だかすごく大事っぽいのに、あまり注目されてない腰仙関節。 どう大事かというと、「身体の中心である仙腸関節より大事」と主張するひとがいるくらいです。 位置的にも「丹田」の場所にあるので、パワースポット的な何かを感じます。 身体の中心の骨、仙骨の関節は三つあります。 1、腰仙関節…第5腰椎と仙骨の間の関節。 2、仙腸関節…仙骨と骨盤の間の関節。 3、仙尾関節…仙骨と尾骨の間の関節。 このうち、腰仙関節と仙腸関節には、上体の重みがすべてかかって、負担がかかります。

          腰仙関節のストレッチをするときは上位の腰椎の代償を防ぐことが大事

          鍛えるべきはお腹、ほぐすべきは腰?

          一般的に「鍛えるべきはお尻や背中」 「ほぐすべきは股関節」といったりします。 なので、筋トレはスクワットやるのがいちばん良い、といわれたりします。 ストレッチは開脚前屈とかです。 実際、スクワットには、 「これやっとけば全身が鍛えられるし、体力つくし」 という安心感があります。 また、身体の柔らかさを見る上で、 股関節の柔らかさを見ると、全身の柔らかさがけっこうわかるような気がします。 だから、それは正しいと思うけど。 私が運動をやり続けて思ったのは、

          鍛えるべきはお腹、ほぐすべきは腰?

          骨盤より「腰」が大事?腰を意識した骨盤矯正

          MDCの加奈ぶんです。 最近、骨盤を整えるワークとして、 仙骨枕(仙骨の下に敷いて、仙骨を整えるもの)を使ったり。 マッサージ器具を使って、腰の筋肉をほぐしたりしてました。 仙腸関節というのは、一昔前には「動かない」とされてたそうです。 今では「動く」ことが主流派になって、仙腸関節を整えることの大切さが、いろいろ言われてます。 私も、仙腸関節を動かす練習は、たくさんやってきました。 仙骨は家に例えると土台の部分で、 何よりもまず仙腸関節を整えるべき、というよう

          骨盤より「腰」が大事?腰を意識した骨盤矯正

          立って身体を揺するだけ ぷるぷる健康法

          気功の体操でぷるぷる健康法というのがあります。 ぷるぷる健康法のやり方は、 肩幅より広いくらいの足幅で立って軽く膝を曲げる。 両手はおなかの前にもっていって軽く握る。 身体を上下に揺する。 とても簡単で、身体に負担をかけずにゆるくやれます。 けど、やりかたにこだわると奥が深いです。 とくに何も考えないでやると、膝の屈伸運動をやることになると思います。 膝の屈筋運動を小さく素早くくりかえすと、身体が上下に揺れるので、 揺られるのに合わせて、上体を脱力する感じ。

          立って身体を揺するだけ ぷるぷる健康法

          ピラティスを効果的に行う多裂筋の使い方

          横隔膜、腹横筋、骨盤底筋、多裂筋の4つを合わせてインナーユニットと呼びます。 インナーユニットの筋肉は、呼吸と関係が深いです。 横隔膜と言ったら…まさに呼吸。 腹横筋と言ったら…呼吸ですよね。 骨盤底筋も…呼吸にとって大事です。 では、多裂筋は呼吸にどう関係してくるんでしょう? インナーユニットの中でいちばん、呼吸と結びつけて語られにくいのが、多裂筋かもです。 あきらかに関係ありそうだけど…具体的にどう関係あるのか。 「呼吸のときに、背骨が動いて呼吸しやすくす

          ピラティスを効果的に行う多裂筋の使い方