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#短歌
孤独と、僕にとっての表現の理想の形
孤独に苦しんで生きてきました。三十年ほどの人生のなかで、僕を最も苦しめたものは孤独だといってもいいだろう。
孤独にもいくつかの種類がある。僕の場合は物理的に孤立していたわけじゃない。周りに友達と呼べる人間がいることも多かった。
ひとりでいるときよりはむしろ、多人数でいるときに孤独を感じた。自分は無理をしているな、状況に合わせた擬態をしているな、それはつまり自分を殺しているな、と感じていた。
穂村弘『短歌ください』に自分の短歌が掲載されました。これまでの投稿の道のりと落選作たち。
うまくいった部分だけを何度も声高に叫び、うまくいかなかった部分には一切触れない、というのはいかにもSNS的で個人的にはあまりやりたくないので、他にはどういうところへ投稿していてどういう歌が落選したのかという話も、あわせて書いていこうと思います。
僕は今年(2021年)の1月ごろから、プロの歌人が選者をしている雑誌やラジオなどへの短歌の投稿を始めました。こういう場所に自分の歌が掲載されるのは今回が