作品のタイトルを詩的にするのか、タイトルで内容を具体的に伝えるのか
三月下旬に「鬱と就職活動と友の自殺と」という短歌の連作を投稿した。重い言葉がならんだタイトルだ。具体的ではあるが、詩的ではない。
短歌の連作のタイトルにはもっと詩的な言葉が採用されることが多い。もちろん僕もそれについては考えた。しかしいまの形を採用した。そこにはそれなりの理由がある。
まず僕は、この作品をSNS的な流れとはすこし異なった位置に置きたかった。
ここで言うSNS的な流れとは、なんとなく流れてきたからなんとなく見る、という現代人のスマホやPCでの日常的な行動様式の