「自分がわからない」◆HSPさんにもおススメ記事です◎何をすればいいか分からない…原因と対処法をくわしく紹介します◆
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「自分がわからない」◆何をすればいいか分からない…原因と対処法をくわしく紹介◆についてお話します。
あなたは自分自身がよく分からなくなったときはありますか?
「どのような感情を出せばよいかわからない時がある…」
「意見を求められても気持ちがわからないことが多い…」
「今現在、無気力で自分がよくわからない…」
と、自分がどんな気持ちなのか、何をしたいのかわからなくなって、途方に暮れてしまう経験をした方は多いのではないでしょうか。
また、今現在自分が何を感じて何を表現すればよいのかわからなくて悩んでいる方もいると思います。
私自身も今まで生きてきて何度か、
「自分は一体何をしたいのだろうか…?」
「今の自分は本当に望んでいた自分なのかな…?」
と自問自答のループにハマってしまい、自分がよくわからなくなって漠然とした強い不安を感じて生活していた時期がありました。
そんなときは好きなことをしていても何処か満たされかったり、目の前の現実とも向き合うことが出来ずにいました。
きっと私と同じように、自分のことがよくわからなくて不安や恐怖心で悩んでいる方も多いと思います。
そうなると自分を必要以上に責めてしまったり、長期間落ち込んでしまうことでうつ症状も出てきてしまうこともあります。
今回は自分のことがよくわからなくなってしまう心理や原因、対処法についてお話していきたいと思います。
1.「自分がなぜわからなくなるのか?」
そもそもなぜ人は自分の事がよくわからなくなるのか。
誰でも「自分がわからない」と感じることはあっても、その理由はさまざまですよね。
「自分の意見を求められても言葉が出てこない…」
「他の人が言っていることに従ってしまう…」
など、自分の意見や考えがわからないという人もいますよね。
この原因としては、いつも深く物事を考えることができていなかったり、周囲の意見に同調しているばかりにそのような状態に陥りがちです。
そのような人は、いつでも誰かに合わせて生活してしまっていたり、誰かの進んでいく方向へ自然とついていくことが習慣化していることもあります。
自分でも気づかないうちに「他人に頼って生きている傾向」があったりします。
たとえば、あなたが学校の行事や会社のプロジェクトなどで意見を出し合うときに周りに任せきりで、他人が決めたことに賛成をしていたと少しイメージしてみてください。
「自分の意見はないから、これでいいよ…」
「自信がもてないから皆に合わせていれば楽だ…」
と、考えてしまうことが当たり前になとっていて、毎回してしまうことで習慣化されてしまいます。
そうなると自分の意見がよくわからなくなってしまい、話し合いに参加すること自体が苦手となってしまいます。
また、自分の意見はあるけれども、自信がなくて発言できないという人もいると思います。
また、「生きがいがない…」と漠然とした不安があることから、自分がよくわからなくなっていることもあります。
そういった幾つもの原因が関係しているようです。
「何のために仕事をしたりしているのか…?」
「自分とは一体何なんだろうか…?」
と、ある日ふと考えたときに自分のことがよく分からなくなってしまって、思い悩んでしまいます。
2.「自分がわからないと感じる心理・原因」とは?
◆「自分がわからないと感じる原因」◆
①「他者優先で自分を抑えて生きてきた(子ども時代)」
②「考えていることと真逆の言動をする」
③「自分の意見や考えがまとまっていない」
①「他者優先で自分を抑えて生きてきた(子ども時代)」
自分がわからないと感じる心理・原因としては「他者優先で自分を抑えて生きてきた(子ども時代)」ことが関係することがあります。
常に他者優先で自分を抑える癖のある人は、自分の本音の感情が分からなくなってしまう傾向があります。
これはそのような環境で育ったことも大きく影響することがあります。
例えば、長女や長男の人に多いのが、
「お姉ちゃんなんだからしっかりしないと!!」
「お兄ちゃんなんだからお手本になりなさい!!」
と親からしつけされてきていた場合、無意識に
「自分は我慢しなければいけないんだ…」
「自分は甘えたり、弱音は吐いてはいけないんだ…」
と自分が我慢してしまい、弟や妹を優先させてきたため、徐々に自分の本当の気持ちが分からなくなってしまいます。
このような経験をしていたことで、自分を抑えて他人優先にしてしまう癖がついているんで、大人になってからも様々な場面で無意識にそのようにしています。
知らず知らずのうちに「私って本当はどうしたかったのかな…」という感情を抱えがちになります。
家族や周囲のために自分のやりたいことを犠牲にしていると、心からやりたいことがわからなくなり、自分を見失うことになります。
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②「考えていることと真逆の言動をする」
次に自分がわからないと感じる心理・原因としては「考えていることと真逆の言動をする」ことが関係することがあります。
普通に考えたら、考えていることと真逆のことを言うのはあり得ないことですよね。
しかし、私達は自分の考えに自信が持てなくて、思わず自分の意見とはまったくの正反対のことを言ってしまうことがあります。
「自分の本音を言うと問題になる…」
「きっと自分の意見は誰にも通じない…」
と思いこんでいることから、毎回無意識にそのように判断してしまい自分の真意とは違うことを言ってしまう癖になっているときがあります。
そのようにして自分が傷つかないように心を防衛していることもあります。
「本音がなかなか言えない…」
「思ったことをそのまま言うと嫌われる…」
と、感じている人はそのように自分の想いとは正反対の言動や行動をしているかもしれません。
このように毎回自分の本当の気持ちと真逆の言動や言動をしてしまっては、自分の気持ちがわからなくなってしまう原因になります。
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③「自分の意見や考えがまとまっていない」
次に自分がわからないと感じる心理・原因としては「自分の意見や考えがまとまっていない」ことがあります。
自分の頭の中で、うまく考えがまとまっていないときに自分がわからなくなったりします。
そうなると周囲からは意見や考えがない人だと思われてしまうこともあります。
私自身も他者の意見に合わせることをベースにしていた時期がありました。
それは自分の意見がうまくまとまっていない状態でもあったとおもいます。
またなにか自分の意見を発言することで、周囲の反応を感じることで自分にとって強いストレスとなってしまうことを避けるためだったと思います。
「自分の意見を言っても、きっとわかり合えないだろうな…」
「うまくまとまっていない自分の意見は無駄だな…」
と、自分の自尊心も低くなってしまっていたように感じます。
カウンセリングをしていても過去の私のように、
「自分の意見を求められても発言できないことが多いです…」
「他の人が言っていることに毎回合わせ過ぎてしまうんです…」
といったお悩みをよく聴きます。
そのように、自分の意見や考えがわからなくなってしまったという人は多いです。
無理して他人の意見に同調してばかりいるとそのような状態に陥りがちです。
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3.「自分がわからないときの3つの対処法」とは?
◆「自分がわからないときの3つの対処法」◆
①「深く考えすぎず五感感覚に意識を向ける」
②「過去の自分をゆっくり振り返る」
③「いつもと違うことをしてリフレッシュする」
①「深く考えすぎず五感感覚に意識を向ける」
自分がわからないときの対処法としては「深く考えすぎず五感感覚に意識を向ける」ことです。
まずは深く考えすぎず、自分が感じた素直な感覚で物事を見てみることです。
考えてもわからないときは、深く考えずに五感を意識して感じてみることです。
ただ、最初は少し【感じる】というニュアンスは抽象的で少し難しいと思う方も多いと思います。
まずは、毎日寝る前にその日の出来事をどのように感じたのか、ネガティブな想いもポジティブな想いも全て書き出してみるのがおすすめです。
「上司の振る舞いには心底腹が立った自分がいた◎」
「本当は友人の一言で悲しくなった◎」
と、今日一自分が正直に感じたことを思い出してそのまま書きだしていきます。
「朝顔を洗った時タオルの感触がとても気持ち良かった◎」
「通勤の際に近所の人と挨拶できて気持ちがホッコリした◎」
など、五感で感じた嬉しかったこと、ホッとしたことなどなんでも良いので素直に感じた感覚を書き出していきます。
これを繰り返していくと、自分の感覚によく気づけるようになります。
五感感覚に敏感になることで、「自分はこんなことを感じていたのか」と自分の気持ちが段々わかるようになっていきます。
また【気づき】を深める方法に、マインドフルネスもおススメです。
こちらも気になった方は是非一度取り組んでみてくださいね。
◆「マインドフルネス」のラジオ放送&動画です(^^)◆こちらから
②「過去の自分をゆっくり振り返る」
次に自分がわからないときの対処法としては「過去の自分をゆっくり振り返る」ことです。
まずは過去の自分を振り返り、どんなときに自分は高いパフォーマンスを発揮していたかを確認することです。
過去を振り返るときも書き出す手法が効果的です。
過去の出来事を紙に書き出してモチベーションが下がったとき、あるいは上がったときをチェックしてください。
「仕事で大きなミスをして、強い挫折感を味わった…」
「希望の大学に入学した後、目標がなくなってしまった…」
と、自分のモチベーションが下がったときをまずは書き出します。
「運動が苦手だったけど、美術の時間が楽しくて頑張った◎」
「チームのリーダーに選ばれてやる気が出たことがる◎」
と次にモチベーションが上がったときを書き出します。
このようにモチベーションの上下していた自分の過去を思いつく限り書き出していきます。
そのことで、どんなときに過去自分はモチベーションが下がったのか?または上がるのか?を知ることで【自分のモチベーションの源】を再確認することができます。
③「いつもと違うことをしてリフレッシュする」
次に自分がわからないときの対処法としては「いつもと違うことをしてリフレッシュする」ことです。
自分がわからなくなるのは、日々の疲れやストレスが溜まって心に余裕が持てないときに起こりやすいものです。
私自身も過去に【上手く休むこと】が苦手でした。
目の前の目標に真っ直ぐ突き進んでいるときや、頑張りすぎてしまう人は自分自身の心と身体に意識を向けることが苦手になります。
そうなると、自分を休息させてあげることを許せなくなってしまうときがあります。
私はそのように自分の生活から自分をリラックスさせる時間を失ってしまい、燃え尽き症候群となってしまいました。
まずはゆっくり休む、いつもと違うことで気分をリフレッシュするなど、心のエネルギーを高めるようにすることです。
「通勤の時にいつも通らない公園を通ってみる◎」
「普段行かないお店に立ち寄って、商品を眺めてみる◎」
些細だけどいつもと違うことをすることでリフレッシュでき、刺激が増えることで自分の気持ちを感じることができるようになります。
4.まとめ
今回は自分のことがよくわからなくなってしまう心理や原因、対処法についてお話しました。
自分がどんな気持ちなのか、何をしたいのかわからなくなって、途方に暮れてしまう経験は誰もが一度は経験することです。
まずは今回紹介した、簡単なリフレッシュ法を試したり、自分の五感感覚で生きてみることをしてみてくださいね。
自分がわからないと感じることが多い人は、いつも真剣に自分と周囲に気を配っている人でもあります。
誰でも【本当の自分を知ること】は今からでも可能です。
それでも「自分がわからない」と思ったら、まずはその理由を把握することが大切になります。
理由が一人ではわからず、強い生きずらさを今現在抱えている場合は、まずは心理の専門家に相談してみることです。
心理カウンセラーとの対話の中で、見えていなかった部分も見えてくることがあります。
本来の自分を知ることができれば、本当に自分がやりたいこともわかるはずです。
そのことから自分の人生に意味を見いだすことができ、生き生きとした毎日を送れるようになるとおもいます。
今回は「自分がわからない」◆何をすればいいか分からない…原因と対処法をくわしく紹介◆についてお話しました。
なにかあなたにとって一つでも参考になることがあったらとてもうれしいです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。
何かご質問やご相談したいことがあれば、下記のホームページよりご連絡いただければと思います(^^)
また次回の記事でお逢いしましょう。
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