伊坂幸太郎『シーソーモンスター』読了。螺旋プロジェクトとしては昭和後期と近未来パート。『死にがい〜』との伏線繋がりもあって、おおー!となった。加えて伊坂ワールド全開のエンタメ性もあって、最初から最後まで「盛り上がりに欠けるなぁ」と思う瞬間が一切なかった。
朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』 世界の見え方、登場人物への評価、「自分とは」への答えが章を経るごとに変わっていく。はじめはスローペースで読んでいたけれど、螺旋Pの伏線が見え始めてから読む手が止まらなかった。誰もが何かしらの気づきを得られる一冊。