橘玲さんの(日本人)を読んだ。アメリカ企業の能力主義は、利益を最大化するための仕組みではない。「能力以外で労働者を差別してはならない」というルールだから。アメリカには定年がなく、履歴書にも生年月日や写真を貼る欄がない。結果として、唯一残った評価が「能力」なのだという。おもしろい。