親ガチャ
こんばんはお久しぶりです。久しぶりに書いてみたくなり、投稿をします。
ここ最近虚無を感じつつ、ぐるぐると色々なことを考えていました。
最近親ガチャという言葉を聞きました。
親ガチャとは自分で親は選べないからどういう境遇で生まれるかは運任せということです。
そうは言ってもその分努力すればいいじゃないかと思うのも間違いないとは思います。実際私もそう思っていました。
少し前にこれに関して考えが変わる本に出会いました。『実力も運のうち 能力主義は正義か?』という本です。タイトル通りのことが考察されています。
ざっくりまとめるとこの本によると恵まれている家庭の人の方が能力が磨きやすい環境にあり、いい職業につくだろうということが書いてありました。
この意見は正しいと私は思います。お金があれば塾にも通わせてもらえるし、余裕がある家庭だと健やかに育つことができると思います。
私はこの事実がずっと受け入れることができなくて苦しくてしょうがありませんでした。
どんな環境にいたとしても自分の努力次第と思っていました。もちろんそれは間違いないのです。しかし、現実として恵まれている環境の人には敵いません。
ホームレスの人が東大へ入学するよりもエリートの家庭の人が東大に入る方が可能性が高いというのは間違いないでしょう。
でもそうだからといって絶望することはないと思っています。現在の自分の環境や持っている能力から何ができそうかと現実を受け止め、考え続けるということが大事なんだと思います。