橘玲さんの(日本人)を読んだ。アメリカ企業の能力主義は、利益を最大化するための仕組みではない。「能力以外で労働者を差別してはならない」というルールだから。アメリカには定年がなく、履歴書にも生年月日や写真を貼る欄がない。結果として、唯一残った評価が「能力」なのだという。おもしろい。
鴨川会長の「努力した者が必ず成功するとは限らない。だが、成功者は少なからず努力している。」を思い出す。努力自体には一銭の価値もない。努力を美徳化し、努力したから、〇〇に値すると、不平等を是認し、敗者を見下すから社会が混沌とする。 https://www.forestpub.co.jp/author/nakano/book/B-1666
例えば勉強は出来ないが、大谷翔平くん以上に、野球向きな体躯に恵まれた人が、野球がない社会で、親が家庭の都合でスポーツなんかより医者を目指せて環境に生まれついて、医学部浪人を3年やってる人が居たらどう思う🧐 努力は確かに素晴らしいが、自らの才能を掘り起こす努力=努力のベクトルも重要
てか、努力の素晴らしさを語ることに酔い痴れ、 ①世の中には無駄な努力もある。 ②無駄な努力で終わる方が圧倒的に多い ③生まれついた時代、社会、環境で才能や努力は左右される を教えないのは、ある意味、残酷😛 まあ、努力を盲信したい気持ちは分かるが。 人にはそれぞれ適性と役割がある
【第5章】3分の1。30分。147頁と長いので😛 「学問のすヽめ」、エジソン、B'zのウルトラソウルの歌詞を読んでて思い出した。 自助論以降、成功=努力の結果と重視し過ぎて、才能を無視し過ぎ。 成功の99%は、持って生まれた天賦の才。そして、いち早く才に気付き、磨くこと。
さてと、第5章を読み進めようかと思ったけど、ちょうど半分でキリがよいので〜 今のところ書いてる内容を振り返ると、SNSがなかった時代から構築された レトリック:弁証=自己正当化法 に毒された連中の振る舞いを、同じくSNS登場前の視点しか持たない学者の批評😛 👉弱い繋がりの強さ理論
【第2章】読了。89分。 90ページと長いが、感想としては、ただひと言。 自助論と理念主義を結びつけ、自分たちは常に善であり、歴史の正しい側にいる勝者と勘違いして、自らの行いを正当化する輩の単なる、 独善主義=メリトクラシー👉勝者のレトリック 驕れる者も久しからずや
【プロローグ】読了。8分。 学歴偏重主義が、学歴をその後の人生の成功への唯一の入り口=チケットにし、学歴をブランド化させ、それがコロナ禍で浮き彫りになった際、一番虚しく響いた言葉。 「我々は共にある」。 どの口が🤣オマゆー😆 日本の親ガチャ、中国の寝そべりも言い得て妙。