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【百年ニュース】1921(大正10)4月19日(火) 大正天皇の病状につき宮内省が3回目の発表「天皇陛下は依然御発語に障碍」。特に心身の緊張を強いられる場面で発語に困難あること,階段昇降に扶助が必要なことを関屋貞三郎宮内次官が率直に発表。6月上旬に田母沢御用邸に避暑予定。

【百年ニュース】1921(大正10)7月7日(木) 欧州訪問中の皇太子裕仁親王の庶民的姿を伝える報道を受け,帰国後も同様に自由なスタイルで国民と接する方針との宮内省談話。式部次長の伊藤博邦より。背広を着て電車に乗り銀座で買い物をする位が良い。大正デモクラシーの一側面。

【百年ニュース】1921(大正10)2月10日(木) 宮中某重大事件収束。宮内省「久邇宮良子女王殿下,東宮妃内定の事に関し,世上種々の噂あるやに聞くも,右御決定は何等変更ならせられず」と発表。翌日の紀元節に右翼が明治神宮に多数結集予定で山県も狼狽。中村雄次郎宮内大臣辞任。

(#13)律令制度

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【百年ニュース】1920(大正9)7月24日(土)宮内省が大正天皇の病状につき二度目の公表。中村雄次郎宮相が天皇の発語障害と歩行障害につき初めて触れる。「御病気については拝謁のたびごと只々感泣のほかなく、いかにも遺憾にたえざるところなり(同日の原敬日記)」