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全国でただ一つ鳥居がない神社 栗枝渡神社 古代キリスト信仰か?
トップ写真は栗枝渡神社前からの風景
悲運の安徳天皇
3歳で即位し、6歳で瀬戸内海へ身を投じ亡くなった天皇。
安徳天皇。
時の権力者、平家によって利用され、短い生涯を終えられた。
記録として残る最後の入水場面。
涙なしでは読めないお話です。
残されている記録では、草薙の剣と共に、
壇ノ浦で亡くなったとされている安徳天皇。
ですが、実は逃げ落ちて、
生きていたとされる伝承がいくつかの地に残っています。
以前、訪れた対馬にも安徳天皇の陵がありました。
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そして今回ご紹介する栗枝渡神社。
現在は八幡神社と名を変えられています。
日本には八幡神社が圧倒的に多いのですが、
元々、八幡ではなかった神社を八幡と変更した。
そんな事例が多くあります。
なんのためか?
全てではないにせよ、史実の隠蔽ですよね。
安徳天皇の火葬塚
栗枝渡神社には、安徳天皇の火葬塚とされる場所が残っています。
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この栗枝渡神社がある場所。
徳島県東祖谷村というところで、
昔から平家の落人伝説が残されている地域です。
私の祖母がこの辺りの出だそうで、
幼い頃、平家の落人伝説については聞かされた記憶があります。
ここ祖谷に残る伝承。
安徳天皇は生き延びて、この地まで逃げ延びたが、
病気の為、7歳で崩御された。
いずれにしても幼くして亡くなられたことに変わりはありません。
歴代天皇の御陵と宮内省が比定している場所には、
宮内省の看板が立てられていますが、
栗枝渡神社には、宮内省の看板はありません。
また、そのあたりも、より本物感が湧く気がするのは私だけ?(笑)
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栗枝渡神社はキリスト神社?
この栗枝渡神社。安徳天皇火葬塚伝承の他、
もう一つ、面白いお話が語られています。
今は八幡神社と社名変更されていますが、
くりすと→くりしどと読みが変わったそうで、
現在は神社の名前は八幡へ変わりましたが、
今も周辺の地名は栗枝渡(くりしど)なのです。
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ピン!と来る方ならお気づきかと思います。
そうです。キリストを祀っているのでは?
そんな都市伝説があるミステリースポットなのです。
剣山周辺にはユダヤ、アーク、原始キリスト教、
失われた12氏族等の都市伝説的な伝承が残っています。
場所的にも剣山周辺エリア。
より現実感が高まる場所ですね。
鳥居がない神社
この神社が他の神社と大きく異なる点。
なんと、鳥居がありません。
以前読んだ書籍によると、鳥居がない神社は、
ここ栗枝渡神社だけだとか。
裏付けは取ってませんが・・・。
鳥居がない神社。それだけでも変わった神社ですよね。
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他、珍しいな~と思った点。
ご本殿がパステルカラーに塗られているのです。
大体の神社は、木の色そのままで自然変色。
もしくは赤を基調にしています。
栗枝渡神社は、パステルブルーや黄色が使われており、
普通の神社でないのは明らか。
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特に気になったのが、ご本殿の飾り彫刻。
私の目にはメノーラに見えてしまうのです。
メノーラとはユダヤ教の象徴的な燭台のこと。
ユダヤ教では、石柱や石棺などに模様がよく描かれています。
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予備知識を持って見たからかもしれませんが、
ご本殿の色といい、装飾といい、一見の価値がある神社でしたよ。
近くには観光スポットあります
近くには落合集落、かかしの里、かずら橋等、
観光スポットがあります。
観光スポットのついでに、お参りされてはいかがでしょうか。
私が訪れた時は、すすきが白く輝き、とてもきれいでしたよ。
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ただ、道は狭いので、運転にはご注意くださいね。
私はグーグルの経路案内で辿りつけました。
それにしてもグーグルの経路案内は本当に便利です。
たまに、とんでもない所へ連れて行かれますが、
折り込んでおけば、対応できますしね。
それにしても鳥居がない神社。
理由として、安徳天皇を祀っているから鳥居を立ててはならぬ。
そんな伝承があるそうですが、
それって逆で、だからこそ鳥居立てるべきでないの?
鳥居立てない理由は他にあるのでは?
いろいろな憶測が生じる神社でした。
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今日は安徳天皇とイエスキリスト伝承が残る変わった神社。
栗枝渡神社についてご紹介させていただきました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
徳島は面白い場所がたくさんありますよ。
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