人気の記事一覧

積読解消ーカラマーゾフの兄弟(2)

4週間前

72回目 "Tell Me How Long the Train's Been Gone" を読む(第2回)。レオの記憶、10才時の出来事、そしてバーバラと心が通じ合うことになった出来事は "If Beale Street Could Talk" にある「心躍るひととき」そのものです。

64回目 "Midnight's Children" を読む(第16回) 殉教者の誕生なのか最後なのか、しばらく衝撃的なシーンが続きます。

51回目 "Midnight's Children" を読む(第5回)。長い小説だからこそ、「途中で飽きられると自分の命が危ない」ことを知っていてラシュディー氏は頑張っているのです。途中々々に楽しさが仕組まれています。

『エルマーのぼうけん』読書会、終了しました

50回目 "Midnight's Children" by Salman Rushdie を読む(第4回)。自分の家族を描くと言いながら政治的リーダー達の行為を見ています。

再度お知らせ! 『エルマーのぼうけん』読書会

48回目 ‘Midnight's Children’ by Salman Rushdie を読む(第3回)。英国からの独立と同時にパキスタンとインドという二つの国が作られた時代の人々と社会。

いわゆる『履歴書』ではない「自己紹介」を少しばかり。お付き合いください。NOTEへの記事投稿を始めて6ヶ月余りが経過。この間の経験も念頭に私の今の考えも書いてみます

【MOMO原書PJT①】原書と日本語訳のものがたり

22回目 Zetland: by a Character Witness を一回で読み切る。語り手は、自分が友達になった時に14才であった男の、それからの一生を、自身が見たり話し合ったりしたままに語ります。ベローは生きる哲学を検討するのです。

21回目“Cousins” ソール・ベローのノベッラ (Part 2)。 親の兄弟姉妹に止まらず親のいとこの家族たち、彼彼女達の生き様が、彼ら自身が言葉を交わし批評し合い皮肉り合いする物語によって描かれます。ベローの評価基準に従い彼らを評価するのですが、読者は一緒になって考えることになります。

『MOMO』原書プロジェクト始動!

第10回目 Saul Bellow, Collected Stories にある'Looking for Mr. Green' を読みます。舞台は大不況下のシカゴ。人々の苦しい生活、生き抜く力とは。

20回目 Saul Bellow "Cousins"を読む。シカゴの裏の社会に繋がりを持った従弟の家族を、幼少期に彼らと一緒に育った語り手が、祖父の時代に逃げ出したシベリヤ・ソ連も絡めて描きます

11回目 「とんがりモミの木の郷」を原文で読む。岩波文庫の和訳本と併せて。'The Country of the Pointed Firs' by Sarah Orne Jewett

17回目 "The Bellarosa Connection" を読む Part 2。 Saul Bellow のこの作品ではイサム・ノグチが顔を出します。作品のテーマの一つはアメリカに辿り着いたユダヤ人がアメリカ化せざるを得ない苦悩です。

15回目 "The Gardener"(墓守)の原文を一気に読みます。原書を何から読み始めるかと迷っているなら、この偉大とされる著者の人柄・価値観を感じとり、考えて見ることが良いスタートになると思います。

13回目「とんがりモミの木の郷」を読む、第3回(Chaps 11-15)。 Rudyard Kiplingの "Gardener 墓守" に鳴り響く心情は、Jewettが既に全く異なるストーリーで描いていたのだと感じ入りました。

第9回目 "By the St. Lawrence" by Saul Bellow を読む。 "A Theft" の1/6の長さ。absurdity(不条理) の象徴としての性欲と理性的行動への意欲の共存と思いはしたが、現実は絶望的

第6回目 “A Theft” を読む(2nd)。 翻訳小説は翻訳者のオリジナル作品。原書との等価性は、元から何ら担保されてはいなかった? 本当か?

第二回目 'Ravelstein' by Saul Bellow これは大金持ちになっても、そんなお金のまともな使い道はありません。NYとParisの飛行機FirstClassに浪費するだけ。と主張する小説。おもしろい。これが実存主義。

スクリプト読了: テネット TENET 途中からニールのネタバレあり

ブックレビュー”The Kill List" by Frederick Forsyth

35回目 V.S.Naipaul "Beyond Belief" を読む Part 4。第3部 Pakistan です。マララ・ユスフザイ (Malala Yousafzai) さんの闘いの現場を思わせます

34回目 V.S.Naipaul, 'Beyond Belief' を読む。(Part 3) 第2部 Iran を読み切る

26回目 "The Old System" by Saul Bellow の Part 2 です。15才年上の従兄とこの従兄の妹の感情的対立、その発生から解消までを、その二人の亡き後、記憶を手繰り、人の生と死を考えます

16回目 ”The Bellarosa Connection” by Saul Bellowを読む。主人公はウクライナとポーランドの国境域、別の短篇"The Old System”の主人公はウクライナとベラルーシの国境域に暮した祖先のアクセント・仕草を引きずっています。

14回目「とんがりモミの木の郷」を読む。第4回 (Chaps. 16-21) 読了回です。Jewett が奴隷売買で地域一・二の財力を築いた男の孫として教養と文章力を獲得したことも念頭に作品を読みます。

12回目 「とんがりモミの木の郷」 (Chapters 5-10) を読む,第2回。トッド夫人の生れた島に渡る小舟 "Dory" も、この地方に由来する帆掛け舟です。

第8回目 Saul Bellow "A Theft" を読み終える(4th)。翻訳物では物足りないという考えを支持する記事を見つけ、元気付けられました。

第7回目 Saul Bellow の“A Theft”を読み進めます(3rd)。次回(4th)で読了の予定です。まじめな生き方とその所為で堅物にならないための性衝動の解放がこの小説の核なのでしょうか?