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第7回目 Saul Bellow の“A Theft”を読み進めます(3rd)。次回(4th)で読了の予定です。まじめな生き方とその所為で堅物にならないための性衝動の解放がこの小説の核なのでしょうか?
カズオ・イシグロの「日の名残り」、一人の雇われ人が雇い主の車を借りてドライブするぐらいは小説のネタとしては不足です。ネタになるのはそんなものを書き残した男の生きた記録なのです。珍しくはない出来事を仰々しい単語を使い、関係代名詞で長い長い文章にして、知性を装い書き連ねられた文章のおもしろさも見落としたくはないのです。
「私が知っていると思っている、重大だと思っている、英語小説の翻訳文と原書との違いとはこんなものなのです。」と誰かに伝えたくて以下にスクリーンショットを掲載しました。10年前の英語小説の読書クラスでの私の質問に対する先生からのアドバイス(赤字で記載)です。
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私の Study Notes: "A Theft" by Saul Bellow; Part 3 を公開します(無償ダウンロード・ファイル)3回目の今回は原書 Saul Bellow Collected Stories, Penguin Books の Pages 135 - 154 に対応しています。