思ったより優しい本だった〜『正しい本の読み方』〜【11月読書本チャレンジ17】
今日取り上げるのは、橋爪大三郎氏の『正しい本の読み方』です。この本を知ったのは今月7日目のチャレンジで紹介した『人生を変える読書』に載っていたからでした。
『積読こそが完全な読書術である』から「読書本沼」に本格的にはまった風のある私は、『人生を変える読書』であった「本のネットワーク」という話にとても興味を持ったからです。世にある本は何かそれ以前に出た本を何かしら下敷きにしているものであり、お互いにネットワークを築いている。そのネットワークの結節点にあたるのが古典だ、というこ