昨晩は芥川の「六の宮の姫君」を読んだ。好きな話だが姫君が可哀想で毎回泣ける。成仏できなかった姫が気の毒で仕方がない。芥川はくそ坊主に「念仏など唱えただけで極楽にいけるか!」とアンチテーゼをぶつけた気がする。今昔物語くそくらえみたいな(笑)いずれ研究でとりあげよう。