お盆が終わったけど、沖縄では、旧盆なので今日が最終日の「ウンケー」。 ご先祖様一人残らずあの世へ帰ってもらうために、盛大にカネや太鼓を鳴らして「この世から追い出す」。その行事が「エイサー」で、町中を練り歩いて、ちゃんとあの世に帰ってくださいよ、と呼びかける。祭りの由来は興味深い。
沖縄の墓は、亀甲墓と言って、非常に大きい。諸説あるが、女性の子宮を模したものとされていて、死んだら子宮に還るという思想らしい。墓の内部は、3、4畳はありそうな広さで、もう何代にもわたってご先祖様が埋葬されている。ちなみに沖縄の離島にある墓には、表札のようなものは一切出ていない。
写真の黄色い紙は、沖縄の墓で燃やす「うちかび」。あの世のお金と言われている。主に長男が墓の前で燃やすのだが、家にある仏壇の前で、たらいに水をはって燃やすこともある。墓参りの際、墓の前で家族三世代が集まって飲食する習慣もあり、ご先祖様は、近くで見守ってくれているありがたい存在。
2日前に https://note.com/ohitori_shukatsu/n/n7f038e92ff3c で紹介した沖縄の亀甲墓は、最近では写真のように簡略化されてはいるが、それでも大きく、宗教色がほとんどない。墓石には戒名もなく(亡くなった際、戒名はいただいている)、南無阿弥陀仏のような念仏も書かれていない。先祖崇拝がメイン。
皆様お暑うございます💦 今日は午前中に墓参りをします。今期は物件売却等もあり、良い決算が迎える事が出来ます。墓前にて報告致します。ご先祖さまあっての現在があります。ご先祖さまの供養は大切にしたいデスねぇ☆〜(ゝ。∂)#墓参り #先祖崇拝
写真は沖縄の仏壇。一番日当たりのいい床の間がある部屋が一番座、仏壇が置かれている部屋が二番座。仏壇には、宗教色はほとんどなく、位牌には俗名が書かれている(戒名は骨壺の蓋に書かれているらしい)。沖縄のお盆は、旧暦の7月15日を中心とした3日間をご先祖様が帰ってくる日として祝う。
僕はその存在を感じたことはないけど、神様とか霊とかカルマとかが在るかのようにふるまう方が長期的・利他的な思考と行動を促せる場合、自分の考えや自分の気持ち以外はどうでもいいかのように考え短期的・利己的に動く奴ばかりになるよりは社会の成熟度は高いんじゃないかなぁ…って気がしてきた