犯罪被害者と家族にとって、報われることとは賠償金を受け取ることだろうか。 違うと思う。 犯人が心から反省し、事件を起こした自分を悔いて二度と繰り返さないと己を律してくれることだ。 しかし少年犯罪の場合、まったく反省していなそうなケースが多すぎる。再犯率も多く、やりきれない。
凶悪事件の犯人の多くは賠償命令に応じない。 地元に住み続け、被害者の家の前を平気で歩き、普通に結婚して子供を育て、謝罪もしないし1円も払わないという犯人がゴロゴロしている。 有罪判決など、罪の呵責を感じない欠陥人間には何の意味もないのだ。