文藝春秋の最新号とトツド著_大野舞譯『西洋の敗北』文藝春秋、2024.を購入した。氏前著でも思つたが、氏が指摘する「アメリカが駄目になつた30年」とは實は「日本の所謂失はれた30年」と符合する。日米間の相互影響、日本の深層にある縄文要素(核家族性)は、未だ氏の視界に入つてゐない。