重い金属:以前はダーツで使用するタングステンを取り上げた。弾丸にも使用されるが高価。廃物利用の劣化ウラン弾の方がコストが安いかは不明だが、材料が豊富にありそうなのが怖い。重い金属を周期表で探すといくらでもあるが、弾丸の材料として使用できるものはほとんどないのが実情。
タングステン:原子番号74。民間で購入できる最も比重の重い金属。飛距離と正確さを求められるダーツの本体(バレル)に使用されている。プロや愛好家はバレル重量の80%-100%がタングステンで構成されているものを使用するケースが多い。価格的には千円程度から数万円と幅の広い部品。
タングステン2:重い金属(19.3)で、比重が金(19.1-19.5)に近いため、金地金の偽造に用いられることがある。タングステンの塊に金メッキを施して、偽ることが可能。タングステンに銅メッキを施し、その上に金メッキを施す手の込んだ事例もあり、二重メッキ構造の偽物の見分けは困難。