光と闇 ブッダ在世当時、アングリマーラという連続殺人犯が実在し人々を恐怖に陥れていた ブッダはただ独り殺人鬼に会いに行った ブッダの存在に触れ、殺人鬼は泣き崩れ、出家となることを乞うたのだった ブッダは自身、光であるとともに闇でもあった 憎しみを理解するとともに慈悲を体現していた
大量殺人鬼アングリマーラは自身に怨みを募らせる被害者遺族に対し怨みを捨て復讐を放棄し仏道修行に励むように薦める驚くべき厚顔無恥。大量殺人の悪業は悟りの障害にならず解脱したアングリマーラは被害者遺族に「我慢が大事」と教えを垂れる偉大な修行者として描かれている。[ブッダという男]